大変お待たせしました。XF5U-1が完成して、次に作るキットの紹介が遅くなってしまいました。道の駅の方を先に進めたかったと言うのと、その後、久々に予約キットが届いた事で、その記事のアップを優先してしまったからです。また、家の用事で、父の特養の更新手続きなどもあって、少々バタバタしてしまいました。父の方は、特養のショートステイから入所に変更になったので、この先の転院先が見付からないと言う不安から解消されて安心しました。母もホッとしたようです。
空モノの次はAFVキットを作ると言う自分ルールに従い、今回作るのはタミヤ1/35ドイツ IV号突撃榴弾砲 ブルムベアーとなります。今年は作った事のないメーカーのキットを作ると言う目標を掲げていましたが、ローテーション的にタミヤの順番になったので、目標は一時保留と言う事にしました。この辺はそんなに縛りはありませんので…😅 この目標も今年だけのもので、来年はまた違う目標を設定しようと思っています。
では、まずはキット紹介からです。
1976年(と言う事は昭和51年)1月発売の古いキットで、私が将来の事で悩んでいた時に発売されたキットです。1/35MMシリーズNo.77が振られています。
本体上下です。シャーシ部分は'75年に発売されたIV号戦車のもの(刻印あり)で、上部だけ新規パーツとなっています。モーターライズ仕様の名残がありますね。
パーツはこれだけで、現在のキットに比べるとかなり少ないですね。写真を撮り忘れましたが、履帯は樹脂製のベルト式で、この時期のタミヤのキットの定番のものです。デカールはまだ大丈夫そうですが、実際使って見るまでは分かりません。フィギュアは2体セットされています。
説明書は当然ながらタミヤの1世代前のスタイルのものですが、私はこのスタイル好きでした。現在のスタイルになったのはいつなのかは分かりません。ただ、この頃のタミヤの説明書って、細部の塗装に関してはかなり不親切だと言う印象があります。
それでは製作開始と行きましょう!
この頃の戦車キットのセオリー通り、ホイール関係から製作開始です。最近の箱組キットなら、先に本体の製作からと言うのが多いですが、この辺も古さを感じる所でしょうか? 赤丸で囲んだ誘導輪は、Ⅳ号H型とJ型の物が用意されていますが、ある理由でH型の物を使用しました。理由については後述。
戦車キットで面倒臭いと感じるのがこの辺で、ホイールのパーティングライン処理を含めて、こちらのサスペンション基部のパーティングライン処理も面倒な部分です。前回紹介した1/48ナースホルンでは一体成型となっていて、この面倒な作業から解放されるのは有難いですね。古いキット故の目立つパーティングラインがあり、抜き勾配も目立つので、修正しました。左が修正前、右が修正したものです。全部で8個あります。
足回りを組立て、後部パネルも接着しました。塗装の事を考えて一部OVM類は未接着ですが、これでシャーシ部分は完成です。塗装時は転輪を取り外します。
本体上部を仮組みして見た所、タミヤのキットにしては珍しく少し隙間が生じます。自分の製作下手もあるんでしょうが、ここはあとで修正します。また、一部パーツ(後部フック)が干渉する箇所があり、調整しました。
ブルムベアの後期型のキット(後期型キットはブルムベアーではなく、ブルムベアで「ー」がありません)が2017年9月に発売され、拙ブログでも紹介していますが、後期型の場合、コーティングが避けて通れません。ですので、タミヤとしても別売のコーティングシートなるものを発売していますが、それをこのキットに使えないものかタミヤに問い合わせて見ました。で、返って来た返事は、古いキットは中期型なので、コーティングは必須ではない!との事。中期型が登場し始めた頃はコーティングされていない車輛もあり、後期型が登場する少し前(つまり、中期型が終わる頃)になるとコーティングが必要になるとの返事でした。なので、前述の誘導輪を初期タイプのH型のものにしました。これは自分の勝手な解釈ですので、間違っている可能性もあります事、ご承知おき下さい。コーティングシートは後期型に合わせて製作しており(当たり前)、古いキットとはサイズが異なると言うのを納得のうえで使用されるのはありとの事ですが、今回はコーティングなしで製作決定です。とにかく早く完成させたい気持ちが強いので、メンドクサイ事は一切排除して製作します。今年中にもう1キット着手(あわよくば完成!)したい❢
タミヤのHPから拝借した完成品の画像です。ワイヤーロープは自分で曲げろ!となっていますが、こんなのうまく曲げられる訳がないので、ここは変更する予定にしています。後は、この画像以上のものを作りたいと思っています。問題はフィギュアでしょうか?
PS.前作XF5U-1の完成写真の中にV-173とのツーショット画像がありますが、そこで気付いたマスバランス破損については修正(自作して追加)しましたので、画像を下に載せておきます。また、未公開画像を含むフォトチャンネルのバナーをブログ右サイド下部に設けましたので、ご笑覧頂ければ幸いです。よろしくお願いします。
空モノの次はAFVキットを作ると言う自分ルールに従い、今回作るのはタミヤ1/35ドイツ IV号突撃榴弾砲 ブルムベアーとなります。今年は作った事のないメーカーのキットを作ると言う目標を掲げていましたが、ローテーション的にタミヤの順番になったので、目標は一時保留と言う事にしました。この辺はそんなに縛りはありませんので…😅 この目標も今年だけのもので、来年はまた違う目標を設定しようと思っています。
では、まずはキット紹介からです。
1976年(と言う事は昭和51年)1月発売の古いキットで、私が将来の事で悩んでいた時に発売されたキットです。1/35MMシリーズNo.77が振られています。
説明書は当然ながらタミヤの1世代前のスタイルのものですが、私はこのスタイル好きでした。現在のスタイルになったのはいつなのかは分かりません。ただ、この頃のタミヤの説明書って、細部の塗装に関してはかなり不親切だと言う印象があります。
それでは製作開始と行きましょう!
この頃の戦車キットのセオリー通り、ホイール関係から製作開始です。最近の箱組キットなら、先に本体の製作からと言うのが多いですが、この辺も古さを感じる所でしょうか? 赤丸で囲んだ誘導輪は、Ⅳ号H型とJ型の物が用意されていますが、ある理由でH型の物を使用しました。理由については後述。
戦車キットで面倒臭いと感じるのがこの辺で、ホイールのパーティングライン処理を含めて、こちらのサスペンション基部のパーティングライン処理も面倒な部分です。前回紹介した1/48ナースホルンでは一体成型となっていて、この面倒な作業から解放されるのは有難いですね。古いキット故の目立つパーティングラインがあり、抜き勾配も目立つので、修正しました。左が修正前、右が修正したものです。全部で8個あります。
足回りを組立て、後部パネルも接着しました。塗装の事を考えて一部OVM類は未接着ですが、これでシャーシ部分は完成です。塗装時は転輪を取り外します。
本体上部を仮組みして見た所、タミヤのキットにしては珍しく少し隙間が生じます。自分の製作下手もあるんでしょうが、ここはあとで修正します。また、一部パーツ(後部フック)が干渉する箇所があり、調整しました。
ブルムベアの後期型のキット(後期型キットはブルムベアーではなく、ブルムベアで「ー」がありません)が2017年9月に発売され、拙ブログでも紹介していますが、後期型の場合、コーティングが避けて通れません。ですので、タミヤとしても別売のコーティングシートなるものを発売していますが、それをこのキットに使えないものかタミヤに問い合わせて見ました。で、返って来た返事は、古いキットは中期型なので、コーティングは必須ではない!との事。中期型が登場し始めた頃はコーティングされていない車輛もあり、後期型が登場する少し前(つまり、中期型が終わる頃)になるとコーティングが必要になるとの返事でした。なので、前述の誘導輪を初期タイプのH型のものにしました。これは自分の勝手な解釈ですので、間違っている可能性もあります事、ご承知おき下さい。コーティングシートは後期型に合わせて製作しており(当たり前)、古いキットとはサイズが異なると言うのを納得のうえで使用されるのはありとの事ですが、今回はコーティングなしで製作決定です。とにかく早く完成させたい気持ちが強いので、メンドクサイ事は一切排除して製作します。今年中にもう1キット着手(あわよくば完成!)したい❢
タミヤのHPから拝借した完成品の画像です。ワイヤーロープは自分で曲げろ!となっていますが、こんなのうまく曲げられる訳がないので、ここは変更する予定にしています。後は、この画像以上のものを作りたいと思っています。問題はフィギュアでしょうか?
#2に続きます。
PS.前作XF5U-1の完成写真の中にV-173とのツーショット画像がありますが、そこで気付いたマスバランス破損については修正(自作して追加)しましたので、画像を下に載せておきます。また、未公開画像を含むフォトチャンネルのバナーをブログ右サイド下部に設けましたので、ご笑覧頂ければ幸いです。よろしくお願いします。
入所になって0-senさんの負担も減ると思います。私の母は、要介護4(現在は5)でしたので最初から入所でした。こちらはコロナ禍で所内での面会がずっと禁止になっているので、リモートか窓越し面会で会っています。
ブルムベア、懐かしいキットですね。ま、私も負けず劣らず昔のタミヤのキットを製作中ですが。
不真面目な私はⅣ号の板バネのパーティングラインは多分スルーでしょう😅
中期型はコーティングが混在している、とは貴重な情報ですね。勉強になりました。ちなみに私が在庫しているサイバー(6500)の中期型はコーティング処理されていました。
タミヤのキットの牽引ワイヤーは確かプラ製? プラ製を曲げるのは至難の技なので水糸あたりがお勧めです。
同じようにプラ製の牽引ワイヤーを曲げて使えと組説にありましたのでタバコの火を近づけて曲げていた覚えがあります。
実車の方は確か有名なクルスク戦車戦でデビューを飾っていたはず。
それで、ツィンメリットコーティングはクルスク戦の後(確か1943年9月)から為されるようになったので、そんな関係でツィンメリットコーティングのない車両とある車両に分かれるのだと思います。
何故か後期型よりスマートに見えるんですよね。
父の件ですが、緊急でしたので、空いている特養にショートステイと言う形で入る事になりました。その期限(3ヶ月)が今月下旬で、転院先を探していたのですが、生憎市内には空き部屋がないと言う事で、隣の町にある病院に行く予定でした。で、その病院に手続きに行こうとしていた時に今入ってる所から空きができる見込みだとの連絡が入り、そのまま入所と言う形に変更となりました。あと数時間連絡が遅ければ、病院に行ってたし、手続きしていたと思われます。ホントにラッキーとしか言いようのない奇跡に近い出来事です。先日、その契約更改も終わり、母も安心したようで良かったです。正月は外泊許可が下りる見込みで、家に帰って来れそうですが、そうなればなったで大変ですけどね。因みに父の要介護度は5です。
さて、ブルムベアーですが、なぜと思われたかもしれませんね。タミヤのMMシリーズはITEM番号順(発売日順ではありません)に製作しているので、たまたま今回がブルムベアーになったと言う訳です。そういう事で、新作の製作はまだ当分先になりそうで、生きている間にどこまで近付けるのか・・・って感じですね😅
製作に当たってはコーティングが問題で、必要なら後期型のコーティングシートが使えないかと思い、タミヤに問い合わせて見ました。その内容は本編に記載した通りですが、親切に対応してくれました。で、今回はコーティングなしで作ります。とにかく早く完成させたいとの思いからで、時間があればコーティングしたいのですが、年内にもう一つ作りたい気持ちがあって、早期完成を目指そうと思っています。サイバーホビーのキットはコーティングされているとの事ですが、誘導輪の形状はJ型のものなんでしょうか?
ワイヤーロープはプラ製を熱して加工してね!と言うものですが、これは無理があるので、仰るように水糸に変更する予定です。
貴殿の塗装マジックは到底真似できませんが、自己流で楽しもうと思います。フィギュアもありますしね。
長文になりましたが、お許し下さい。
コメント有難うございました。
ブルムベアーの製作理由はhajime殿のリコメに書いた通りです。
Ⅳ号H型の製作経験がおありとの事ですが、このキットにはJ型の誘導輪も入っていて、それを使う場合はコーティングが必要になって来るらしいので、今回はH型の方を使う事にしました。モーターライズ仕様のシャーシをそのまま流用している関係で、底面に不要な開口部がありますが、そのままで製作します。裏向けて見るなんてこともないでしょうからね。とにかく早く完成させたいと思っていて、出来れば今月中に完成させたいと目論んでいます。(ちょっと無理っぽい?)
コーティングの有無に関しては、貴殿の見解とタミヤさんの見解がほぼと言うか殆ど一致しており、その通りだと思います。つまり中期型の中でも初期の頃の車輛(H型仕様)にはコーティングは施されていなかったと判断して良いと思います。さすが、お詳しいですね。凄い! 後期型を作る機会は恐らくこの先ないと思いますが、その時はコーティングを避ける訳には行きませんね。
コーティングに関しても時期やタイプによって有無があるんですね。
AFVには疎くて勉強しないとダメですね(笑)
私の方はあと少しでケサブローが完成し、手を付けるのはディアブロGTだけになるので、年内完成できそうなエアモデルを始めようと思ってます。
何になるかお楽しみに(^^)
キットはJを推奨しているようでした。
今回作るブルムベアーは1976年1月に発売されています。このキットも恐らくその時期に購入したはずで、ずっと押し入れの奥で出番を待っていました。箱には中期型表記はありませんが、メーカー曰く中期型だとの事です。後期型は2017年9月に登場しています。
このキットを作るうえで問題になるのがコーティングで、このキットにもコーティングのやり方が掲載されています。私も最初はコーティングするつもりでしたが、コーティングって後期型だけでは?との疑問が湧きタミヤに問い合わせて見ました。必要ならコーティングシートが使えないかと思ったからですが、結果は本編に書いた通りです。初期型から中期型に掛けてはコーティングが施されているものといないものが混在しているようです。今回はメンドクサイと言う理由もあって、コーティングなしで製作する事にしました。とにかく早く完成させたい気持ちを優先しました。まぁ、コーティングを回避するための言い訳になりそうですけどね😅
ケサブローの完成おめでとうございます。ケサブローとミゼットの違いすら分からない人間ですので、貴ブログへのコメントは控えさせて頂きましたが、お疲れ様でした。エアモデルも期待しています。
わざわざお調べ頂き、恐れ入ります。
私もネットで調べてみましたが、サイバーホビーのキットの殆どがコーティング仕様になってるようですね。これはこれで正しいようですが、初期型のキットにもコーティングされているのは少々疑問です。混在しているとタミヤさんも仰っていますので、あながち間違いではないのでしょうが、そこまで深く拘ったり追求するつもりはありません。サイバーホビーのキットを作ることもありませんしね。(タミヤの見解が全て正しいとも言えませんが…。)貴殿の製作、期待しております。お手数おかけしてすみませんでした。
Ⅳ号戦車の「ブルムベア」ですね。
古いⅣ号戦車の車体に新たに設計したパーツが乗っているんですね。
足回りは、パーティングラインが大きくて、消していくのが大変ですよね。
誘導輪については、諸説色々で、よく分からなくなります。
大きな臼砲が迫力ありますね。
久々に戦車作りたくなってきました。(^^)
タミヤ1/35MMの古いキットで、モーターライズ仕様のⅣ号戦車H型のシャーシに新規のパーツを加えたバリ展と言って良いキットです。この手のキットはこの後もまだ続きます。言い換えればそれだけⅣ号戦車には色んなタイプが存在すると言う事にもなります。アナログ時代のキットですので、パーティングラインがきつい部分があったり、抜き勾配が目立つ個所もあり、それらを修正するのがちょっと面倒ですが、それ以外はストレスなしで製作できるのは流石タミヤって所でしょうか?
誘導輪は遊動輪と表記される事もありますが、アイドラー・ホイールと言うのが一般的のようですね。とにかく多くの形式及び派生型があって、混乱してしまいますが、今回はH型のを使用しました。コーティングについてもはっきりとしたことは分からないと言うのがホントの所かもしれませんが、Choro-Poo殿が仰っていることがいい線行ってるように思います。ネットで作例を調べて見ても、コーティングしていない作例が多いですね。
今日で組み立てはほぼ終わり、もう少しで塗装に入れそうです。ただ、毎日色んな事が重なって忙しい。
貴殿のAFVキット製作、お待ちしてますよ。