Gomaler's~神社仏閣巡り~癒しを求めてⅢ

主に関西の神社仏閣巡りと御朱印が趣味です。
生きた証として好き勝手に書いております。(笑)

金剛頂寺(2019年5月2日参拝)

2019年10月21日 | 四国八十八ヶ所霊場
【道路標識】


トイレとかー。
こんなん初めて見たわ。(笑)

確かにコンビニも何にも無いもんなぁ。

そんな道を走って本日最後の参拝となるお寺が、
通称西寺と呼ばれるお遍路札所の金剛頂寺です。

お遍路の中では格式が高く大きな規模を誇る寺院です。

そういう訳で今夜のお宿は金剛頂寺の宿坊に決めました。
正直なところ初めての宿坊体験は不安と楽しみが半々ですね。

ちなみに普通車は駐車料金200円が必要ですが、
宿坊宿泊者は無料でした。(^^



所在地:高知県室戸市元乙523
宗派:真言宗豊山派
御本尊:薬師如来
創建:(伝)大同2年(807)
開基:弘法大師
勅願:(伝)嵯峨天皇
札所:四国八十八ヵ所霊場


【縁起】
寺伝によれば弘法大師にとって最初の勅願寺の創建として、
大同2年(807)平城天皇の勅願により、本尊薬師如来を刻んで金剛定寺と号し、
女人禁制で婦女子は行当岬の不動堂から遙拝していたという。

次の嵯峨天皇が金剛頂寺の勅額を下賜し、その寺名に改められた。

江戸時代の土佐の地誌である南路志所収の寺記によれば、
大同元年、唐から帰国途次の空海が当地に立ち寄り創建したとされる。
同寺記によれば次の淳和天皇も勅願所とした。

鎌倉時代になると無縁所となり、体制から逃れた人々をすべて受け入れ、
西寺乞食と呼ばれるようになり、侵すことのできない聖域として存在した。

文明11年(1479)には堂宇を罹災したが、長宗我部元親が寺領を寄進している他、
土佐藩主山内家の祈願所とされ、復興は早く整備された。

その後、明治32年(1899)の火災で大師堂・護摩堂以外の伽藍を焼失し、
本堂ほか現存する堂宇は再建されたもの。


【寺号石標】


今日だけでかなりの石段を登ってのに、
最後のトドメの石段は激しく疲れた。(^^;

42段の男坂と61段の厄除坂があります。


【仁王門】



【仁王像】





【参道】



【本堂】




昭和57年(1982)再建されたもので立派です。


【内陣】


見えているのは御前立の薬師如来、日光菩薩、月光菩薩で、
御本尊は秘仏です。

御開帳は大晦日より1月8日までとのこと。


【霊宝殿】



【鐘楼堂】





【稚児大師尊像】



【智光上人御廟】








弘法大師の弟子で行力第一の聖人と呼ばれた金剛定寺二世住職。


【大師堂】



【一粒万倍の釜】





【修行大師】



【がん封じの椿御霊木】



【石仏】



【宿坊】


本堂と宿坊は少し離れていて、
尚且つ宿坊の案内板が無くて場所が分かり難かったです。




部屋はこんな感じ。

宿坊ですから問題無し。










結構広い宿坊です。




風呂は普通に気持ち良かったです。


【護摩堂】


醍醐寺の開祖である理源大師聖宝が祀られています。

朝のお勤めもこちらで行われますが、
他の宿泊者も全員参加されていました。

決して強制では無いけどね。


【夕食】




宿坊の都合で他の宿泊者と同じ食卓で食べることに。

コミュ障や嫌な人が居たらつらいだろうね。




土佐と言えばカツオのたたき。

最初は美味かったが、だんだん芳香剤のような匂いと味がして、
結局3つ食べただけで止めた。

やっぱり宿坊で食事を期待したらダメですね。

まぁ、夕食と朝食の食事付きで、
あの値段だったら文句は言えないが。


【御朱印】


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