Gomaler's~神社仏閣巡り~癒しを求めてⅢ

主に関西の神社仏閣巡りと御朱印が趣味です。
生きた証として好き勝手に書いております。(笑)

比叡山 無動寺明王堂(2017年12月10日参拝)

2018年01月29日 | 近畿三十六不動尊霊場
比叡山にはまだ参拝していないお寺がある。

それが近畿三十六不動尊の札所である無動寺明王堂です。

千日回峰行の大阿闍梨が命懸けの難行で堂入りされるお寺、
といえば分かりやすいでしょうか。


坂がキツイので家族や親と一緒だと参拝出来ない場所に無動寺があり、
今回初めての参拝となります。



所在地:滋賀県大津市坂本本町4220
宗派:天台宗
御本尊:不動明王
創建:貞観7年(865)
開基:相応和尚(建立大師)
札所:近畿三十六不動尊



【第3駐車場】


第1駐車場から少し離れた第3駐車場に車を停め林道を歩く。


【法華総持院東塔】



【林道】







数百メートル歩くとケーブル延暦寺駅に到着。


【ケーブル延暦寺駅】


0分と30分毎に発車してました。


【風景】



【鳥居】


何だか日蓮宗のような雰囲気。


【参道】



【鳥居】





【参道】


やっぱりしんどい坂道です。


【鳥居】


7分程歩いて閼伽井に到着。


【閼伽井】





【石柱】


最初の鳥居から10分で明王堂に到着しました。

意外と近くて助かりました。(^^


【鐘楼堂】



【明王堂】




開いているか扉を確認すると開いていた。

堂内に僧侶がいたのでびっくりしたけど、
早速外陣に上がらせていただく。

堂内は広くありませんが、
薄暗い内陣が厳かな雰囲気を演出しておりました。


【鎮守社】



【建立大師像】



【法曼院】




明王堂参拝後、下に続く階段を降りていくと、
法曼院がありました。

明王堂で大阿闍梨のお加持を受けると、
ここで大阿闍梨と一緒に食事を接待していただけるとか。

生きる不動明王と貴重な体験が出来るとはいえ、
気を使い過ぎて疲れそうですね。(^^;


【道場坊】



【護摩堂】


ここも閉まっていました。


【大乗院】


親鸞聖人が修行されていた地だとか。

ここにもあったとは知りませんでした。

聖人の師である慈鎮和尚が住んでいたお寺で、
20年程このお寺を中心にして修行いたそうです。

蕎麦喰御木像が安置されているので、
是非とも拝仏したかったのですが。


大乗院の御朱印もいただけるようですが、
御不在でいただけませんでした。


【参道】


まだまだ下っていきます。

帰りの登りを考えると、これ以上下に行きたく無かったが、
行かないと後悔しそうなんで自分を叱咤激励して行くことに。


【玉照院】






BS放送で釜堀大阿闍梨が夜中に行に出る時に、
この玉照院から出ていかれましたので、
普段はこちらにお住まいなんでしょうね。


【トレイルコース】




延暦寺の後は坂元に行く予定だが、
勿論車で行くのは言うまでもない。

これより先にはお堂は無さそうなので、
戻って辯天堂へ向かいます。


【御朱印】


明王堂では不動明王と弁財天の御朱印がいただけるのですが、
二人の僧侶は一週間前に比叡山に来たばかりということで、
見本を見ながらでないと書けない状態。(^^;

全く慣れていらっしゃらないので、
弁才天の御朱印は諦めた。(^^;




近畿三十六不動尊のバインダー形式の御朱印。

残っている最後の御朱印で何とかいただけた。(^^

バインダー本体も在庫が無いとかで、
前任者がきっちり引き継ぎをしていなかった模様。

ただでさえ遠い延暦寺で、更に谷の下にある無動寺に来て、
バインダー形式の御朱印が在庫切れだったら泣くしかないよね。(^^;

ふぅ、あぶないあぶない。(^^

これで近畿三十六不動尊満願達成です。

苦節6年かかってようやくです。

僧侶の方々と他の参拝者の方に祝福していただき、
ありがとうございました。(^^


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