自遊空間、 ぶらぶら歩き。

日々見たこと、聞いたこと、読んだこと、考えたこと

浦添市美術館~うるしの美術館

2004-11-20 | 沖 縄
11月13日(土)
浦添市美術館に寄ってみました。
この美術館は琉球王朝とともに発達した琉球漆器を常設展示する美術館です。特徴ある建築物です。


たまたまこの日はうるしの日ということで、入館料が無料でした。
といっても入館料は150円なのですが。
また、お抹茶もふるまわれていました。お菓子は漆器にのった紅イモ餡入りのおまんじゅうです。


お茶を飲む外国人さん。


館内では沖縄現代女流書芸展も開かれていました。
中の一つの額に「女の一生」というのがありました。その大きな文字のすき間に書き込まれた小さな文字です。
二十代は美しく 三十代は強く 四十代は賢く 
五十代は豊かに 六十代は健康に 
七十代はしなやかに 八十代はつややかに 九十代は愛らしく
そしていぶし銀のように美しい百才へ
つややかな八十代は無理としても、愛らしい九十代は目標にしてみようかなぁ。




展望台から見た美術館の屋根です。





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小さな戦場~沖縄国際大学 米軍ヘリ墜落跡

2004-11-20 | 沖 縄
11月13日(土)
石垣島から沖縄本島に移動です。
朝、ホテルのダイニングが団体客でごった返していましたので、先に白保の海辺や白保小学校と同じように、広々とした草の校庭をもつ宮良小学校、民家のお花などを見て回りました。
結局、個人客が何組かで朝食を摂ることになったのですが、バイキングの皿が残り物という感じではなく、ちゃんと整えてあったのは気持ちのいいものでした。


沖縄本島での宿泊は宜野湾市にあるラグナガーデンホテルです。沖縄国際大学の米軍ヘリ墜落現場を見届けないわけにはいきません。事故現場は公道に面していますから外から見るつもりでいました。


事故現場は金網で囲ってあり、警備員が2ヶ所に立っていました。普段は立ち入り禁止のようです。ところが現場に人が何人か入って見学しています。
あとで知ったことなのですが、たまたま沖縄国際大学の来間(くりま)泰男教授が現場で説明会を開いていたのです。
もちろん私も入り込みました。


右の写真を見ると青空も見えていやにスッキリしています。でも、それは米軍がヘリの残骸を持ち出すために焼けた木を切り出したからだと知りました。
まるで現場を指さすように、黒こげの木が残っています。大学の事務長が
「この木は切らないでくれ!」と叫んだそうです。
ここから残骸を持ち出すのに米軍は3日かけたそうです。


民間に死傷者が出なかったのが奇跡のような現場です。
墜落したのは米軍最大の輸送用ヘリコプター、重さ17トンの鉄の塊です。
完全防護服を着て持ち出したのものは一体全体何だったのでしょう。100mほど離れたところにはガソリンスタンドもあります。公道も民家もすぐそばです。
この現場を見て、ヘリの操縦士は腕がよかったなどという言葉が出てしまうどこぞの外務大臣の神経が理解できません。


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