自遊空間、 ぶらぶら歩き。

日々見たこと、聞いたこと、読んだこと、考えたこと

シーサーのある島に住む人はやさシーサー

2006-03-30 | 沖 縄
門のある家だったら、門柱の上に、無くても玄関先や屋根の上に、
シーサーがにらみを効かせている沖縄です。

家の守り神、魔よけの意味合いをもつようですが、いまや沖縄らしさをかもし出す、装飾のようなものでもあるでしょう。

カフェくるくまの入口にあったシーサーです。


沖縄を去る日の朝、娘のアパートの近くの家にあったシーサーの写真を撮っていた時のことです。

ゴミ出しに出てきた家の方に撮影の了解を得ると、どうぞ、どうぞと言って、なんと家の中にあるシーサーまで、2対出してきてくれました。


こんな風に、フレンドリーな人情あふれる沖縄です。

目が合ったら、自然にあいさつの言葉が出ます。
寝室に置いてあるというシーサーのほうはあいにく写真がボケました。


シーサーのルーツは古代オリエントのライオンだそうです。

中国大陸から、直接本土に伝わったのが唐獅子、沖縄に伝わったのがシーサー、朝鮮半島を経由してきたのが狛犬なんですって。

沖縄の神社にもシーサーならぬ狛犬が鎮座しているところがあるようです。いずれにしても根っこは同じです。
娘が卒業した大学の構内にもいたるところにあります。


4年間娘のアパートの玄関にもシーサーを置いておきました。

友人が持たせてくれたガラスのシーサーも加えて、これからは我が家の玄関で魔よけをしてもらいます。

口を開けたほうが向かって右に置かれますが、雌雄の別ははっきり決まっていないようです。口を開けたほうが、威嚇する雄だという説のほうが多いようですけどね。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする