宍粟市山崎の藤

千年藤の花が終わりかけで、ガッカリしている見学者に、近くの露店にいたおばちゃんが、「夢公園の藤だったら、まだ見ごろですよ。若いから色も鮮やか」だと教えていました。


私も大歳神社にくる途中でチラっと見ていたので、寄ってみました。


背の高い、大きな藤棚がグラウンドの周囲をめぐっていました。
長さは100m以上はありそうです。

白花もありました。


藤の花って見上げて楽しむけれど、花の上の葉っぱの重なりもとてもきれいです。


この後にまわった、播州山崎花菖蒲園のピンクに近い藤です。

香るシャンデリア～大歳神社の千年藤

香るシャンデリアなんていう、シャレたタイトルをつけた写真が載った新聞記事を見て、宍粟（しそう）市山崎町上寺の大歳（ださい）神社まで出かけました。

途中までＫ市にある大学院に登校するする娘のクルマに便乗、下校時間までに、また学校に戻ることにしました。

（１枚目の写真は神戸新聞Ｗｅｂサイトから借用しました）


記事では10日ごろまでは見ごろだということでしたが、この日9日はシャンデリアはもう輝きを失っていました。

でも、香りのほうは充分すぎるほど残っていました。

平成13年、環境省から「かおり風景100選」に認定されています。


それでも、最盛期にはさぞきれいだっただろうと想像がつきます。

この藤は天保4（960）年に植えられたという記録が残っています。
枝張りの面積は380㎡、境内のほとんどが藤棚という感じです。

歌舞伎座の大緞帳「高山麗花」に描かれているのはこの千年藤だそうです。


フジ、マメ科です。


あっ、毛虫が・・・。

こんなのがあちこちにいそうです。