自遊空間、 ぶらぶら歩き。

日々見たこと、聞いたこと、読んだこと、考えたこと

日本近代洋画への道&弦楽四重奏

2007-05-18 | 展覧会と音楽
5月12日(土) 神戸市立小磯記念美術館ロビーでロビーコンサート

ロビーコンサートの曲目は―
ハイドン◆弦楽四重奏曲 ト長調 「騎士」
タンゴ集●ジェラシー、真珠採り、エル・チョクロ、ラ・クンパルシータ
ドヴォルザーク◆弦楽四重奏曲 第10番
ほか
演奏者は神戸市室内合奏団の―
ヴァイオリン/谷口朋子さん、西尾恵子さん
ヴィオラ/増茂和美さん チェロ/田中次郎さん

ロビーといっても、とても狭い空間です。楽器から直接耳に飛び込んでくるような音でした。ヴァイオリンの音はタンゴによく合います。

コンサートに合わせて、特別展日本近代洋画への道を見てきました。
日本の洋画の先駆者といわれる高橋由一さん、黒田清輝さん、青木繁さんらの作品88点が展示されていました。

出展作品のほとんどが、ヤンマーディーゼルの創業者、山岡孫吉さんが収集した山岡コレクションからのものです。

ちょんまげ姿の人物やお城、社寺、典型的な日本の風景などを、洋画の手法で表現する難しさはあったものの、新しいことに取り組む喜び、誇らしさは得られた人たちなんじゃないでしょうか?

作者の中に徳川慶喜という名前を見つけました。お殿さまです。ごくごく普通の小さな風景画でした。
遠いような、近いような、やっぱり遠い江戸時代です。




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