自遊空間、 ぶらぶら歩き。

日々見たこと、聞いたこと、読んだこと、考えたこと

変わらないこと01 縫う うつわクウ・美崎ゆかりの場合

2009-03-28 | 展覧会
KOBE  情報の4月号を何気なく読んでたら、「縫う」という文字が目に飛び込んできました。

変わらないこと01 縫う うつわクウ・美崎ゆかりの場合という展覧会の告知で、場所は神戸パールミュージアムの中の小さなギャラリー「しらたま」です。




「縫う」といったら、「布」でしょう?
布には興味大ありです。いずれ、「ちくちく布縫う日々」というのが、私の老後のイメージです。

会場入ってすぐの壁には、おばあさま、お母さま、美崎さんご自身と、3代の刺し子のふきんが並んでいました。 「縫う」思いが受け継がれてますねー。




阪急芦屋川駅近くで、作家の器を紹介するショップ&ギャラリー「うつわクウ」を経営している美崎さん。

「大量生産にはない、人の手によって作られた温もりを身近に感じてほしい」という思いから。

実用品であること
機能美が備わっていること
現代人の暮らしに合ったデザインであること
上品な雰囲気を持っていること
を、品揃えのコンセプトにしているそうです。

そのコンセプトに合った器を、置いたり、重ねたり、くるんだり、持ち歩いたり・・・するための、布の小道具・あれこれを「縫った」のが美崎さんです。




最終日の閉会間近です。ちょうど美崎さんが会場にいらして、素材や使い方などを説明してくださいました。




神戸パールミュージアムのある日本真珠会館は高層ビルに埋もれた古いビルですが、国の登録有形文化財であり、日本の近代建築100選にも選ばれています。

外観より、ドアや取っ手や床タイル、階段室など中の意匠が面白そうです。今回は見る時間がありませんでしたが・・・。

展覧会場にあったライトもとっても面白いつくりでした。


 
 
 
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