7月5日、宝塚大劇場で雪組公演、凱旋門、Gato Bonito!!を観てきました。
前回の宝塚行きから、2ヶ月近く間が空きました。
この日5日は前日からの雨が止まず、大劇場横を流れる武庫川はすでにかなり増水、7月9日に千秋楽を迎える今公演は、翌6日から、鉄道が不通になったりして、多少の混乱があったようです。
凱旋門の初演は2000年だそうです。
なんと、そのときの主演、轟悠(とどろきゆう)さんが今回も主役の外科医ラヴィックを演じます。
なぜ18年の時を経てそんな芸当ができるのかというと、轟さんは専科所属、いつまでも男役の主役として出演できるのです。
2~5年トップを張って退団してしまう男役さんは宝塚の舞台でこういったシチュエーションはありえません。
私は18年前の舞台はまったく知りませんが、両公演を観た方は配役はもちろん、舞台装置の発達なども含め、面白い観方ができたでしょうね。
現トップの望海風斗(のぞみふうと)さんは、親友のボリスであり、ストーリーの解説役と行った立ち位置。
娘役トップの真彩希帆(まあやきほ)さんはしっかり相手役を務めていました。轟さんとのコンビに違和感なしです。
ガート・ボニート!!はポルトガル語で「美しい猫」とのこと。
望海さん、真彩さんがラテンではじけます。
本格的なアルゼンチンタンゴに初めての挑戦だそうですよ。
黒猫のタンゴでは客席から登場し、アドリブでせりふが入ります。
フィナーレのシャンシャンは猫のしっぽ^^でした。