自遊空間、 ぶらぶら歩き。

日々見たこと、聞いたこと、読んだこと、考えたこと

ご近所さん

2004-07-20 | 日常・身の回り
子どもが幼稚園や小学校にいる間は、やれバザーの作品作りだ、お誕生日会だなんだと子どものお母さんも交えての行き来がよくありました。

ところが高校、大学ともなると、子どもたち同士の交流はそのままでも親同士の行き来はぷっつりとなくなりました。教育費を稼ごうとパートに出る人もいますし、私のように一人遊びが大好きな人種もいます。

家に上がったり、上がられたりする機会はほんとうに少なくなりました。
ちょっとそれは精神的に楽(らく)過ぎると思っていたところでした。

今日、お隣りに住むYさんが集会室で開いた「手芸教室」は人と関わるいいチャンスです。作品も手元に残ります。

で、今日作ったのはカードケース。
「これじゃダメ、やり直した方がいい」と言われつつ、頑張って作った3作目がやはり一番いい出来です。


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君をのせて~天空の城ラピュタ

2004-07-19 | コンサート・音楽・宝塚
集合郵便受けに近くの音楽教室の発表会のお知らせが入っていました。
講師たちのミニコンサートもあるとの告知に、会場のふれあいセンターに出向きました。

地域のふれあいセンターには児童館、市民図書室、集会室、談話室などがあり、3階には200席ほどの固定椅子も備えられたホールがあります。

小さい子たちの発表会から見せてもらいました。
ピアノ曲は「紡ぎ唄」や「お人形の夢と目覚め」など懐かしい曲目が並びます。
フルート演奏や歌曲の独唱もあってバラエティに富んだ内容でした。
出演者が少ないので、みな複数回登場します。

また、「久石譲の世界」というコーナーを作って連弾や独唱を取り入れたり、
私たち観客も巻き込んで「君をのせて」を合唱したりしました。

講師のミニコンサートはピアノ、フルート、日本歌曲・オペラのアリアなどが披露されました。
先生たちの工夫が活きた発表会でした。

それにしても私の住む地域でも子どもの数が減りました。
娘が小学校に入学した年は40人学級で8クラス。1学年上は9クラスありました。
震災前は日本一のマンモス校。今では半分以下になっているのではないでしょうか。

ですからこの地域は音楽教室の経営は簡単ではないようです。
中学や高校では音楽の授業が減っていて音楽教師になるのも超「狭き門」。
音楽の道は険しそうです。






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阪神、2―1で中日に連勝

2004-07-18 | プロ野球・スポーツ
今日、近くのスーパーでこんなバナナを見つけました。

タイガースグッズを取り上げていたらキリがないのですが、房のつけねの帽子がなんともかわいらしいので登場させました。

で、甲子園で2―1で中日に連勝です。
下柳投手はひょうひょうとして投げていますが勝率トップです。


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ミュージアム コンサート

2004-07-18 | 展覧会と音楽
兵庫県立美術館「芸術の館」・ギャラリーで佐藤裕美子&実希子ジョイントコンサートを聴いてきました。
姉の裕美子さんはピアノ、妹の実希子さんはフルートです。

曲目はモーツァルトの「幻想曲 ニ短調」、
シューベルトの「即興曲 変ロ長調」、「アルペジョーネ・ソナタ」、
ライネッケの「フルートとピアノのためのソナタ“ウンディーネ”」ほか。

天井の高いギャラリーを使っての演奏で、軽~いこだまのように、音が反射します。
メインの曲はもちろんのこと、アンコールの「タイスの瞑想曲」、「浜辺の曲」をゆったり味わった、休日の午後でした。

このごろの美術館はただ絵画を見せるだけではありません。この美術館も今日のようなコンサートをはじめ、美術講演会、ワークショップ、映画会などが開かれています。
「参加できる」美術館が時代の流れといえるでしょう。


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阪神、15―1で中日に勝つ

2004-07-17 | プロ野球・スポーツ
今日コンサートに出かけた甲子園会館の最寄駅はJR「甲子園口」駅です。

駅前のKFCにカーネル・サンダースおじさんがいました。
道頓堀に投げ入れられた恨みも忘れたかのように「トラ」を応援しているご様子です。

写真を撮って、ひそかに手を合わせました。

結果、甲子園で15:1で中日に大勝です。
明日も勝たせてくださいねっ。


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ビロードのようなバラ

2004-07-17 | 花・木・実・いきもの・自然
「ビロードの音色」といえば、
昨夜夫が仕事で使った花をたくさん持ち帰りました。

その中にあったバラです。
表側はビロードのようで色は深い赤ですが、裏は味気ないほどの白です。
まるで折り紙の裏側のようでした。


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ピアノ持参のピアニスト

2004-07-17 | コンサート・音楽・宝塚
私の○○の先生が主宰するリラックスコンサートに出かけました。
「4手による、ピアノデュオ」です。
会場は旧甲子園ホテル。今は武庫川学院甲子園会館となっています。
設計はフランク・ロイド・ライトの弟子、遠藤新さん。実に美しい建物です。
演奏者は荒憲一さんと木田志津加さん。
曲目はドビュッシーの小組曲「小舟にて」、「行列」、「メヌエット」、「バレエ」、
ブラームスのハンガリー舞曲第1集より「第2・3・6・7・8番」、
モーツァルトの「4手のためのソナタハ長調」。
これはなんとモーツァルトが9歳の時、お姉さんと一緒に弾くために作曲した曲だそうです。
ガーシュインの「ラプソディー・イン・ブルー」ほかでした。

ピアニストは度胸がいります。なぜなら他の楽器は日ごろ使い慣れたものを運んで演奏できるのですが、ピアノだけはホール備え付けのものを使うことが多いのです。

いまでこそ、立派なピアノが用意され、管理も行き届いていますが、以前は調律も不完全なものが用意されていたことさえあると聞いたことがあります。

今日は荒さんが浜松から西宮までKAWAIのフルコンサートピアノを運んできました。もちろん調律師も一緒です。2002年にはニューヨークのカーネギーホールまで運んで行ったそうです。SHIGERU KAWAI のロゴがついたピアノです。

「ビロードのような音色」とは会場で会った、知人のピアニストの評です。

1台のピアノを男女のピアニストが縦横に弾きます。鍵盤の上でひじがぶつかり、腕が交差します。激しいタンゴを見ているようでした。



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オレ、オレ詐欺にひっかかるかも……

2004-07-17 | 社会・時事
昨日の夜のことです。家の電話が鳴りました。娘あてにです。
大人と電話で話す経験はあまりなさそうな若い女性の声です。
そこですでに油断してしまったようです。

「○さんと高校で一緒だった△△ですが……」
「あの~○は今、家にはいませんが、お名前は?」

「あっ、北海道の大学に行った△△△△です」
(確かにそういう子の話は娘から聞いたことがあります。でも今まで何回か、卒業後の進路調査と称して、高校の事務からという、声をきいただけで怪しいと感じる男声の電話がありました)
「どんなご用件ですか?」

「実は私、来月からアメリカに留学するので、その準備に実家(神戸)に帰って来ているんです(新学年のつじつまも合います)。○さんはいつ帰省されますか?」
「あさって、短期間帰省しますけど」と私。

「ケータイをもう解約してて、それでつながらなくて、実家の方に電話くれたみたいなんですが……」
(帰省してくる娘と留学する友人が会おうとするのはしごく当たり前のことです)
「ケータイの番号を言いますね。090―xxxx―xxxxです。疑うみたいな話し方してごめんなさいね」
「いいえ、ありがとうございます」

すごくほがらかな感じのいい笑い声とともに電話は切れました。

今朝、おはようメールに「△△さんと連絡ついた?」と付け加えました。
娘からは「何、それ」という反応です。

返メールを見て、あわてて電話しました。
すぐにはつながりませんでしたが、少しあとで連絡がつきました。
「△△さんの実家になんて電話してないよ。とにかく北海道に電話してみる」

「△△さん北海道にいるよ。ケータイも通じてる。神戸の実家にもこのこと言っといてもらった」
「ごめん、お母さんだまされたみたいだね。でもすごくほんとっぽかったんだよ」

ねえ、家に電話してきたあなた。なんのためにこんなシナリオつくってまで電話してきたの?そこまでして電話番号集めてどうする気?何に利用するの?

物騒な世の中です。オレオレ詐欺で、200万円、500万円、いやもっとだまし取られています。自分は絶対大丈夫、ひっかかるはずがないと思っていても、こんなに簡単に電話でだまされました。

もう一度、ねえあなた。
おばさんが「疑うようなことしてごめんなさい」と言ったことばを聞いて、良心が痛まなかった?






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殿方は乗りたくても乗れません

2004-07-16 | 社会・時事
こんな電車が走っている。
帰宅時なんかは時として不要なほど空いている。

駅によっては、ホームの階段のそばだったりして知らずに駆け込む男性がいる。
空いていると、たいてい気がつかない。
始発駅なんかでは車掌さんに言われてそそくさと降りていく。

目が不自由な方の「せっかく位置を覚えたのに不便だ」という声もある。
時間限定なく、終日運転している路線もある。
編成車両が少ないのに1両とっている路線もある。
――だから大歓迎という声は特にあがっていない……と思う。

優先座席も女性専用車も日本独特のものだろうか。
――恥ずかしいなぁ。文化的じゃないなぁ。



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河原泰則さん~世界一うまいコントラバス

2004-07-15 | コンサート・音楽・宝塚
7月14日、神戸新聞松方ホールへ。
コントラバスの河原泰則さんとヴァイオリンのラファエル・オレグさんのコンサートだ。

曲目はボッテジーニの「ヴァイオリンとコントラバスのためのパッショーネ・アモローゾ」、「哀しみのロマンス」、「華麗な奇想曲」、シュトラウスの「ヴァイオリンソナタ」、イザイの無伴奏ヴァイオリンソナタ第3番「バラード」ほか。

河原さんは音楽評論家、渡辺和彦さんに「河原泰則ほどこの楽器に深い感情を込めて歌う心と技を持つ人は他にいない~世界一うまいコントラバス」と評される方。
とにかく、すごいテクニックだ。

ラファエル・オレグさんは’86年、チャイコフスキー国際コンクールで優勝した方。
実力は折り紙つきのお2人だ。

コントラバスは言うまでもなく、オーケストラで弦の一番低いパート。ソロの演奏を聴く機会はあまりない。河原さんは長い腕と指で大きな楽器を背面から抱くように演奏している。落ち着いたゆったりとした音色が響いてくる。

2人の名手とライナー・ホフマンさんのピアノ伴奏で静かで澄み切った空気の世界に飛び込ませてもらった。

それにしても、楽器のための温度調整ということもあるらしいけれど、ホールの寒さにはまいった、まいった。


(書くタイミングがずれたが……)
7月11日、吹田メイシアターホールへ。
大阪大学交響楽団の第83回定期演奏会だ。
曲目はメンデルスゾーンの序曲「フィンガルの洞窟」、ドリーブのバレエ組曲「シルヴィア」、ドヴォルザークの「交響曲第7番」。

前半2曲は仕上がってはいるけれど音に厚みがなかったかな。
ドヴォルザークのシンフォニーは演奏するのも、聴くのも日本人好み。
7番はあとの8番9番につながる壮大なイメージの曲。
力強く、広がりもあってよく練習できていたと思う。

ホールに向かう道すがら女子学生らしき2人連れ。
「シルヴィア、好きなんだ。早く聴きたい」
演奏できる平和、聴ける平和。大事にしたいね。


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