土地の酒
2009年04月03日 | 酒
オヤジの代から大変お世話になっている新潟市西蒲区の笹祝酒造さん。当店では訳あってあまり目立たないように置いてありますが、お付き合いとしては決して浅い方ではないのです。
あまり在庫はしてないので、必要な時は車をとばして引き取りに伺ってます。20分ちょっとで着きますからね。今日も夕方にササッと行ってきました。
酒蔵さんの母屋ですから当然ですが、和の落ち着いた風合いがいいですねぇ。(^v^)
私が幼いころ、ウチの孫爺さんが愛飲していたのがこちらのお酒。夏でも冬でも もう少し日が陰ってくると、相撲を観ながら温めのお燗酒で晩酌していたのを憶えています。オジさんから聞いたところによると、孫爺さんの最盛期には昼酒(仕事中に)で一升瓶を二本空けることも珍しくなかったそうで… いやはや良い時代だったというか、丈夫な体だったというか、何れにしても今そんな人がいたら周囲から白い目で見られてるでしょうなぁ。
時代とともに人々の嗜好も変わり、お酒の味も相当変化してきましたが、昔からあるものがずーっと存在し続けてくれたらいいなぁ… と、しみじみ思うのでした。