「ありゃあ何だい? 新しい酒かい?」
レジ台の後ろに置いてある化粧箱、見つけられたお客さんからときどき聞かれるんですけどね、
いえいえ、だいぶ前に発売されたお酒の空箱でございやす。6年ほど前のものだと思いやすが、当時は「金鶴」も鑑評会で金賞を受賞したときに出品酒を市販していたんでさぁ。 んでもって 「どんな味なんだろう・・・?こりゃ飲んでみなけりゃなんねぇな。」と、来てくださったお客さんが「どうせウチで飲むだけだから箱は要らねぇよ。」 ってんで中の瓶だけ持って帰りなさる。それで空箱が溜まったって寸法でございやすよ。頑丈な箱で捨てるにはもったいない、それなら小物入れにしようって使っておりやす。
などとおかしな口調で言う必要があるワケではありませんが、とにかく再利用できるものは活かして使いたいと思うのが人情でしょう。
このお酒につきましては過去のブログにあれこれと書いておりますので、よろしければそちらをご覧くださいませ。
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鑑評会などのコンテスト的な催しは沢山あり、それぞれに主催者の考え方が違うようですので、やれ☐☐会で〇〇賞を獲ったとかと言われても それが何を意味するのか分かり難い世の中になってしまった感が否めないというのが正直な感想。大事なのは その技術力の高さが普段飲みのお酒に反映されているかどうかなんですよねぇ。
いつでも安心して飲める品質、それこそが職人の腕の見せ所でしょ。
昨夜は外飲みでした。早くから「金鶴」を販売して来られた先輩酒屋さんとお会いしたあとで、某社長のお供でサードプレイスにて。
うまい酒でした。
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