つれづれなるままに心痛むあれこれ

知る事は幸福度を高める

安倍自民党が勝つと強行採決で高プロを含む労基法改悪案の成立をめざす、若者よそれで良いのかよく考えて投票しよう

2017-10-22 11:49:45 | 労働組合

 専門職で年収の高い人を労働時間規制から外す「高度プロフェッショナル制度(高プロ)」つまり「残業代ゼロ法案」を、「残業時間の上限規制」と一本化した労基法改正案を含む「働き方改革関連法案」は9月、厚労省の審議会で概要が示され、臨時国会へ提出される予定であったが、安倍政権の「疑惑隠し逃げ切り解散」を行い先送りとなった。

 自民公明両党は公約で「長時間労働の是正」を掲げているが、「高プロ」の導入については、これに触れると選挙に不利になるとの計算から触れていない(争点隠し)。つまり、常套手法である詐欺的手法で国民を欺こうとしているのである。安倍自民党が圧勝すれば、選挙後に数の力で強行採決し成立を目指す事は間違いない。

 希望の党も日本維新の会も「高プロ」導入の是非について公約で触れていないところにその党の体質が表れていると見るべきである。つまり、自公両党の補完勢力である事を表している。

 それに対して、立憲民主党や共産党、社民党などは導入に強く反対している。

 労働組合の中央組織「連合」の神津里季生氏非労働者的体質、日和見体質や非科学的思考に対しても厳密に評価を下し、組織の立て直し(又は解散再編)の議論が急務である。参院選も目の前である。

重光葵の言葉が感慨深い。

日本人は、政治を見る事、あたかも芝居を見るがごとく、観賞はしても、自分自身が役者の一人であり、自ら舞台の上にある事を悟っていない

 彼は敗戦直後の東久邇内閣外相の時、政府代表として日本降伏文書に調印。1947年極東国際軍事裁判でA級戦犯として禁固7年に処せられたが、50年仮出獄。公職追放解除後、改進党総裁となり、保守合同の結果自由民主党に加わり、第1次・第2次鳩山内閣で外相を務めた。

(2017年10月22日投稿)

 

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衆院選、勝利に自信の安倍自民党の高慢な鼻を折ってやろう。11月5日トランプとゴルフ予定

2017-10-22 00:15:37 | 選挙

 安倍首相は、すでに衆院選には勝利するという自信を持っているようで、選挙後の予定を立てている。日本史上初の姑息で異常な、自己にかけられた疑惑からの「逃げ切り解散」をやっておきながら、いまだ衆院選の投票さえ済まないうちから、安倍自民党の勝利をまったく疑わない高慢な態度をとり、11月のトランプ米大統領来日の際、ゴルフの予定を立てているのである。主権者国民はこの安倍の態度に怒りを新たにすべきではないのか。しかし、ここで考えなければならないのは、このように安倍をのぼせさせてしまい高慢にさせてしまったのは、ほかでもなく主権者国民自身であるという事である。政治は国民の意識のありようを表す。今日のような国民の権利や主権を奪い取る現在の日本社会の状態をもたらした原因はこれまでの衆院選と参院選において、国民の多く(特に若者)が安倍自民党の正体を正しく理解せずに積極的に支持してきた事と、自己の意思を示さず主権者としての責任の重さ罪深さに気づく努力をしてこなかった多くの投票棄権(白紙委任)者の存在によるものである(選挙制度にも国民の意思が反映されないという問題もあるが)。

 この衆院選ではこれまでと同様な態度をとらず、安倍自民党の高慢な鼻を折ってやろうではないか。そして、主権者国民が真に主権者として政治が行われる日本をつくろう。「あとの祭り」となって後悔してもそれでは取り返しがつかない。相手を変えるためには自分が変わらなくてはならないのだ。

安倍自民党の鼻を折る(政治を変える)ためには、まず自分自身の姿勢を変えなければならないという事だ。

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