日本女子大西生田キャンパスの学生オーケストラの手伝いをすることになり、私はヴィオラで練習に参加しました。きのうはその2回目でした。所属の弦楽合奏団の先生がこの学生オケの指導をしてくれます。それが縁で私にもお誘いがあったというわけですが、実際に、西生田の大学生は人数が少ししかいなくて、ヴィオラは現役学生がいないようなんです。合奏団のメンバーや元団員、さらに先生指導のムジークフローあたりからも助っ人がきて、フルオケが作られるのですが、それでも管楽器はすべてのパートが揃うわけではなくて、出てこられるパートで編曲するそうです。
ヴィオラは、前回は3人でしたが、今回は二人。しかたなく、私はトップサイドに座りましたが、本番は卒業生が出てくれるものと信じています。
ハイドンや、同時代のグラーフのシンフォニーは、まだなんとか(それでも大変)なりそうですが、声楽の伴奏というのは、かなり難しいというのがわかりました。それも、主役の声楽が不在で練習するので、曲を知らない私は、途中から落ちてしまいました。ひどいのは、2拍ずれていても気がつかなくて、先生に言われて修正したり・・・。こりゃ大変、なんとかしなくてはと、焦ってしまいました。
一番難しかったのが、メサイヤのリジョイスという有名な曲(というけれど、私はメサイヤはハレルヤしか知りません)。テンポが速いので、落ちたら戻れないのです。
きっと、夫はいくつかCDを持っているだろうと、彼の帰宅後に聞いてみたら、2種類持っていました。2枚とも、マルゴワール指揮のものですが、ダブリン初演のとても長い録音のほうは、楽譜を見ても、小節総数自体が違っていました。もう1枚の、モーツァルト編曲のドイツ語版は、同じ小節数で楽譜も同じようでした。でも、こちらは男性が歌っています。ヴィオラは、通奏低音のように弾いたり、ヴァイオリンと同じように弾いたりと、とにかく、忙しい。きっかけをつかまないと、なんだかさっぱりです。メサイヤといっても、いろんな演奏があるのですね。これから、ちゃんと練習しないと。
次回はヴィオラは私一人になりそうです。いやー、大変だ・・・・。
何事も経験ですね。場数を踏んで、経験を積む、これに限るかな。といっても、40代から目覚めても、手遅れかしら。
いまは、以前にNHKの夜中の放送を録音したシックスティーンのメサイヤのビデオを見ています。夫は、この演奏をみなとみらいで聴いて、感動したそうです。