今日、例の展覧会「ただのいぬ。展」を見てきました。ショックでした。動物愛護センターに保護された犬たちは、引き取り手がなければ、殺処分されるのです。その処分を待つ犬の姿の前で、嗚咽してしまいました。ここの犬たちには、飼い主がいたんです。まるで、アウシュビッツです。ガス室で窒息死のあと、焼却処分です。焼かれたあとの遺骨も見ました。
そういえば、日野の動物愛護センターも、隣がごみ焼却場でした。
あまりにも残酷な仕打ちです。ペットブームの陰にこういう現実があるんです。なんのために生まれてきたのか、ほんとうに申し訳ないです。人間のわがままで、こんな目にあわせて、本当にごめんなさい・・・。
他のサイトにも、犬の殺処分についての記事がありました。こちらです。
飼い犬や飼い猫、みな、最後まで責任持って飼ってください。お願いします。私は、父が飼っていた老猫を引き取り、22歳の長寿で看とりました。彼女は、私の腕で息を引き取ったのです。高尾動物霊園に連れて行ったら、美猫だといわれました。ちなみに、22歳を自慢したら、そこの霊園で最長寿の猫は25歳だそうで・・・。
ペットは、人間と同じように、年をとります。確かに寿命は人間より短いから、はやく年をとります。老齢のペットの世話は大変です。でも、家族ですから、最後まで看てあげてください。天国できっと、私たちを待っていてくれるんですから。
義母は、代々木で捨てられた犬を引き取って外房への引越しにも連れて行き、月3万円かかる治療費を払いながら世話をして、先日、看取ったそうです(義母はひとり暮らしです)。すぐに吠えるバカ犬でしたが(だから捨てられたのでしょう)義母は最後まで献身的に看病していました。飼うということは、命の責任を追うことです。その命が幸せに最後まで暮らせる努力をすることです。我が家の黒二毛ごまこも、もう老齢になりました。今のところ、高齢だから腎臓肝臓はちょっと弱いのですが、それ以外は特に持病はありません。いつまでも、元気でいてほしいです。
実は、昨夜、BCJ(バッハ・コレギウム・ジャパン)の定期演奏会でちょっと眠ってしまい、首が後ろにさがった途端、ピリッと感じてそのあとずっと右手指と腕がしびれて、例の頚椎炎の再発みたいで、今日、新橋の清水治療室で治療を受けました。それから三軒茶屋に行ったのです。ランチは、グッチーナで、いただきました。おいしかった。今日は、一日、こうして外出してしまいました。でも、涼しくなったので、ペットも家でお留守番も楽になりましたね。久し振りの都心徘徊でした!
なお、実際に、犬や猫を引き取りたいと考えている方、ぜひ、東京都の動物愛護センターのサイトをご覧下さい。1匹でも多く、幸せにしてあげてください。