パネトーネ作りをいいことに、ずっと家にいて、テレビばかり見ています。
本放送はいつだったか覚えていませんが、ものすごく夢中になってみていたドラマが「ハゲタカ」。ここ3日で全6話の再放送、食い入るように見てしまいました。
なんたって、話が面白い!そして、キャストがさらに面白い!
このドラマで、大森南朋という素晴らしい俳優を知りましたし、そして彼があの麿赤児の息子だってことを知ってさらにびっくり!
青春時代、私は大駱駝艦も見ましたよー。そう、そして大空電気のレンズ職人役の田中泯、若い頃、彼の前衛舞踏も見たことあるんですよ、それも全裸の・・・。
そして、松田優作の息子も出ているし、脇役で光ったのが、志賀廣太郎という俳優。そう、彼はフジテレビのドラマ「恋ノチカラ」に文具会社社長役で出ていましたっけ。その俳優の声の低くて渋いこと!私はいい声に弱いんです・・。もちろん、柴田恭平も渋いし複雑な役どころを見事に演じていました。
なんという緊迫したドラマなんでしょう。いまどき、これだけ面白くて骨太で感動する社会派ドラマ、ほかでは見られませんよね。さすが、NHK!
最近のつまらないドラマ、なんとかならないのかな。フジの再放送「やまとなでしこ」がばかばかしくても、とても面白いと思うようなのって、つまりは、最近のレベルが低いってことではないでしょうか。
そういう意味で、この「ハゲタカ」は実に素晴らしい金字塔です。なんでも、イタリアで賞を取ったとか・・・。さすがは、恐れイタリア!お目が高い!!
そのイタリア賞について、NHKのハゲタカのサイトではこう紹介されていました。
「イタリア賞は、テレビ、ラジオ、マルチメディア番組の品質の向上と、優れた作品の顕彰を目的に、1948年に設立された、世界で最も古く権威のある放送番組国際コンクールの一つで、イタリア放送協会(RAI)が主催しているものです。59回目を迎えた今年は、世界40カ国の90の組織から187の作品の応募がありました。
NHKのテレビドラマがイタリア賞を受賞するのは、1980年の「四季~ユートピアノ~」(構成・演出:佐々木昭一郎)以来、27年ぶりです。」
これを読んでびっくり!NHKが最初に受賞した番組も、私はよく覚えています。佐々木昭一郎氏の名前、なつかしいです。夫が大好きでした!
さらなる再再々放送を望みます。「ハゲタカ」サイト、絶対に消さないでね!こちらです。
本当、最近は見たいドラマがなかなかないです。というわけで、朝ドラ「ちりとてちん」でいつも泣かされっぱなし(涙腺が弱くなっただけか?)。