今日、長編ドキュメンタリー映画「ひめゆり」を下高井戸シネマで見てきました。
今日26日から30日までの、10時50分からの1回上映です。今年最後の映画をこれと心に決めていました。初日に見ることができて、よかったです。
割と若い子も見に来ていたのがうれしかったです。今、沖縄戦の集団自決に関して教科書検定の撤回を求めた運動が盛り上がっています。私も沖縄戦首都圏の会に入りました。
でも、実際に沖縄に行ったこともないし、ひめゆりは名前しか知らない有様。戦後60年の記念として、原爆ドームを見に行ったのと同じように、沖縄に行って、ひめゆりの塔と、平和の礎を見なくてはいけないですね・・・。
ひめゆり部隊の生存者の証言は本当に驚きの連続です。沖縄が唯一、日本で米軍に上陸されて攻撃を受けた場所なんです。学生も住民もみな、すさまじい被害を受けました。でも、こういうことが私たちはあまり知らない・・。こんなことでいいのでしょうか。いまだに、沖縄には米軍基地がたくさんあります。
沖縄戦については、ウィキペディアに詳細に載っていました。そして、沖縄タイムズの過去の記事でも、生存者の証言で知ることができます。
アメリカはあの小さな沖縄に、どれだけの兵を送ったか、ご存知ですか?そして、推定15万人の住民が犠牲となったとのこと。
二度と戦争を起こしてはならない、その誓いの意味をこめて、この映画を紹介します。
文部科学省の大臣から職員全てに見てもらいたい映画です。ぜひ、「文部科学省映画鑑賞会」を開催してください。
私が今年見た映画、「ヒロシマナガサキ」、「ひめゆり」、「夕凪の街 桜の国」そして去年見た映画「蟻の兵隊」、「父と暮らせば」、きわめつけにアニメ映画「火垂るの墓」。
これだけ見たら、戦争がどういうものだか、わかるでしょう!反省してください。