先月は私が風邪をひいてしまって、義母に会いにいけませんでした。代わりに夫に言ってもらい、特急回数券の残りが7月9日までだったので、昨日、義母に会いに久しぶりに大原まで行きました。
夫と違い、私は義母が住んでいた家には一緒に行かなかったのですが、それでも、寿司屋での昼食の後、施設に戻ってからの買い物、ばかになりませんでした。
元お嬢様だから、困ります。最後はちょっとした価値観の相違で口論し、ギリギリの特急に乗って帰ってきてしまいました。
たまに会いに行くのに、冷たい態度はやはり、よくない(反省)。
彼女が押し車を押して、一緒に昼食の「かね八寿司」に行く途中、カンナの花を見ました。私は初めてだったので、デジカメで取ったのですが、義母は、そんなどこにでもある花!と言っていました。大きすぎる派手な花はきらいだそうな・・。カンナという名前は知っていたけれど、初めてでこちらは珍しくて、パチリ。
見事な握り寿司に、やはり、パチリ。こちらの店、本店は御宿ですが、寿司ネタが素晴らしくよくて、いつも必ずといっていいほど、義母と来てしまいます。義母は赤貝が大好きで、刺身でも握りでもいつも頼んでいます。赤貝があればしあわせ!と、中トロもたくさん食べていましたっけ!?いいなー、幸せな老後。私たちはそうはいかないでしょうね、きっと・・・。
お店の人が言っていましたが、義母の介護施設にも出前をよく頼まれるそうで、利用者の方が、食堂で特別に頼んだものを、ほかのみんなと食べるんだそうです。ほかの人たちは、施設の食事。義母は、そんなこととてもできないといいます。私もそうです。ここでは、価値観は一緒でしたね。まさか、見せびらかして食べるわけじゃないでしょうけれど、周りの人に気の毒じゃないのかしら。無神経だからそういうことができるんでしょうけれど、食べることって、最後の本能みたいだから、ちょtっと・・・。