ハッチがいた日常

夫は病死、仕事も辞めて被災猫ハッチと暮らしたけれど、10年で終わってしまった。これからは本当の一人暮らしの日々。

今日と明日が町内会のお祭り

2008年07月19日 19時53分59秒 | 日常

 梅雨も明けたようですが、週末の土日、今日と明日が地元住宅地の夏祭りです。私は子供がいないから、町内会の役員や地区委員をやっているときだけ、関わってきました。今回の夏祭りは、私たちの町会は補佐程度だからそれほど大変ではないでしょう。でも、毎年、駅前ロータリーを占拠して行うので、京王電鉄はいい迷惑ではとも思います。

 その京王電鉄、なんと今日の夕刊の町田の里山の保存地域(だって、虫や植物の稀少の生育地域だというじゃないですか!)の開発を計画しているとか。それはないでしょう。昨日は、「となりのトトロ」を見て、里山の保存は絶対に必要だと見た人みんなが考えたはずなのに、やめてくれよと思います。開発というのがどれだけ大事なものを失ってきたか、そして、高尾山という観光地を抱えて、京王電鉄は自然の大切さをほかのどこよりもわかっているはずなのに・・・。だめです。自然は、失ってしまったらそんなに簡単には戻らないのですから。町田のたぬき、かわいそうです。宮崎駿のアニメは、そういえば、「耳をすませば」も「平成狸合戦ぽんぽこ」も、私が結婚してすぐ移り住んだ多摩ニュータウンに関係していました。その町田の里山が、なくなるのは、我慢できません。

 さて、話がそれましたが、この京王グループがこの住宅地を開発して40年近くになるのですね。昔は高級住宅街として有名だったらしいのですが、いまでは高齢化と老朽化はもう目を覆いたくなるくらいの現実です。以前私が経験した多摩ニュータウンの永山商店街のように、ここの商店街もシャッターが下りている店はあまりないものの、よく店が変わります。長く続かないのです。みんな、裕福な高齢者が住んでいていいターゲットがいると勘違いしていて続かないのです。

 京王ストアの、割引シールが貼られるころを狙って、高齢者がうじゃうじゃと待ち構えている現実を、彼らは知らない・・・。特に、この(高級)住宅地は、先生と呼ばれていた人たちが多いから、年取ってもプライドが高すぎて困るのです(とは、町会役員時での聞いた話)。

 さて、今年は第35回となった「めじろ台祭り」、夫と一緒に駅前ロータリーにでかけてみました。でも、私が見たかっためじろ台太鼓の演奏はすでに終わっていて、なじみの駅前の「かきぬま酒店」に行ってみると、なんと!今年の夏祭りの出店には(といっても、店の前にカウンターを出しているだけだけど)驚くなかれ、あのベルギービールの老舗の「シメイ」の樽生ときているのです、信じられない!!ご主人も、夏祭りにこれはないだろうと怒られたとは言っていましたが、この珍しいシメイの生が1杯450円でのめるなんて、幸せです。さらに、冷酒も数種類用意していて、私たちが目をつけたのは、和歌山の地酒の「南方」というもの。試飲させてもらい、さっそく小さい瓶を買いました。夫は最近、焼酎ばかりを飲んでいたので、冷えた日本酒を飲んでくれるのは、アルコール度数も落ちていいと思うのです。焼酎を薄めず原液で飲むより、体にいいはず!ということで、私が昨夜作っておいた高野豆腐の煮付けと一緒に飲んでみたら、とってもおいしいんです!明日もお祭り見学にいって、シメイ生を飲んで、日本酒をまた買って帰ろうという話になりました。和歌山の地酒の酒造所から来ているお兄さんは、なかなかカッコイイ!その酒造メーカーはこちらです。本当に、南方熊楠の関係なんですよ、びっくりしました。

コメント (2)
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