昨日は大好きなドラマ「風のガーデン」を見て寝たからか、亡くなった両親に夢で会いました。別々でしたけれど・・・。
なぜか、姉が入院しているという話で、私は帰りに病院に行って請求書を確認して支払わなければならないようでした。そして、母と会って話をし、ウチにきていたお歳暮の箱をついでに父に持っていくといいながら、外を見ると海岸が・・。ちょっと散歩に出てから父のところに行こうと思ったけれど、それでは病院に間に合わないからと、また母のところに戻って、母に持っていってもらうことにしたのでした。
母と父が高尾の家に暮らしたのは5年くらいのものだったかな・・。母が発病してしまったので。それでも、山のはずなのに、海岸があったのは、なんでかなー。
寝る前、昔の子供のころを思い出していました。
昔は普通の家には今と違って、給湯設備がなかったから、冬の寒い朝や寝る前、ストーブのやかんからお湯を貰って手や顔を洗っていました。子供のころは、母に手を洗ってもらい、「桃の花」のクリームを塗ってもらうのが日課でした。あのときの母の大きく柔らかい手が忘れられません。その光景が先日、テレビで見た映画「続ALWAYS三丁目の夕日」にあって、懐かしかった・・。
最小の共同体が家庭でした。そひて、昔は本当にそういう肌のふれあいがあった。今はなくなっているのかもしれません。
風のガーデン、大好きで、午後3時の再放送も毎日見ています。がんの進行は、両親を見てきただけに本当につらい現実。
そう、夢で会ったのは父ではなく、母だけだったのでした。でも、思えば会えるものなんですね。
死というものを、大きな自然の中で考える。素敵なことだと思います。死ぬまで自然に生きること、できるようでいてなかなかできないことです。