今月に入って夫のリクエストで編み始めたセーター、この編み物のおかげで右ひじがおかしくなるアクシデントに見舞われながらも、なんとか完成することができました。
あるメンズニットの本の中のセーターを参考にして、ちょっとアレンジして襟もつけてみたのが、これです。まあまあかな?10年ぶりの編み物、楽しかったー。今度は自分の編みこみセーターを編みます。正月はそうやって、のんびり過ごします。
昨日、風のガーデンの最終回を見ました。鬼気迫る迫真の末期がん患者の演技はすごかったです。中井貴一さん、相当入れ込みましたよね。そして、末期がん患者だった緒形拳さんの最後の出演ドラマになってしまったわけですが、彼の演技も素晴らしかったです。最後まで俳優として演技し続けること、そして最後のドラマががん患者の話だったこと、彼はどう思っていたのでしょうか。
緩和ケア、苦しみからの解放、自宅で最後を迎えること。それは全ての人にとって理想の形ではないかしら・・・。
死を受け入れることには時間がかかります。私は来年、父の13回忌だけれど、いまだに理解できていないのかもしれません。
生きているうちに思うこと、それは、きちんといろんなことを整理しておくこと。人がいろんな思いを持ちながら生活していくことは、本当にいろんなものをたくさんためてしまうことでもあるのです。それがお金ならいいのだけれど、ガラクタばかりですから。残されたものにとって迷惑にならないよう、今から準備しなくてはいけませんね。
今日は、夫とクローゼットに行き、夫に認識してもらいました。「なんとかしないと!」。そう、なんとかしないとと思わないと、何事も始まりません。残された時間は、どれくらいなのか、わかりません。先に逝くなら逝くで、準備もあるし・・・。夫婦の競争かな。私は先に逝くほうがいいけれど。だって、今の社会は、いい未来があるとは絶対に思えないもの。そんな国になっちゃって、情けないですよね。
まあ、人は死ぬまでがんばって生きるしかないのですから、みなさん、がんばりましょう!
あの風のガーデンの花言葉の本、ほしくなっちゃいました。