ハッチがいた日常

夫は病死、仕事も辞めて被災猫ハッチと暮らしたけれど、10年で終わってしまった。これからは本当の一人暮らしの日々。

ワイエス展

2008年12月16日 12時40分46秒 | 芸術

 昨日は夫と一緒に原宿に行き、久しぶりに「VINO E PASTA」でランチを食べてから渋谷のBunkamuraザ・ミュージアムで「アンドリュー・ワイエス 創造への道程」を見てきました。

 久しぶりの絵画鑑賞でした。先日、新日曜美術館でこの展覧会を取り上げていてとても興味を持ち、夫は金券ショップで入場券を買っていたのですが、もう1枚はついに手に入らず、私が窓口で買いました。これは23日までです。

 有名なクリスティーナの絵の背景がよくわかってよかったです。オルソン家の様子、その習作や完成した絵には、飼い猫も描かれていて、夫とこの猫はおそらくマッカレルタビー(さばトラ、雉猫柄)だろうと想像していました。荒涼とした風景やその視点には、どこかフリードリッヒに通じるものがあるように思えました。

 けっこう人がいましたが、鑑賞するに不便なほど混みあっているわけではなく、ちょうどいい感じ・・。昔、竹橋でゴッホ展を見ようと行列し、やっと入った挙句に長だの列で無茶苦茶腹が立って、すぐに出てきてしまったあのときとは違いました。

 猫も杓子も、フェルメール展だったでしょうね、今年は。だからそっちにはあえて行きませんでした。もっと前にちゃーんと見ていましたし、あの目玉だったウィーン美術史美術館の有名な絵はドタキャンされて来なかったんですもの!(私は見た、冬のウィーンで)。

 

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