たまに車で通ったときに、おもしろそうなレストランを思っていた店に、夫と二人で行ってみました。というのも、新聞屋さんの地域通信に載っていたからです。
その日は、府中のピーロートジャパンの支社でワイン試飲会があるので、その前にレストランでランチを食べてから出向こうということになり、はじめて「平山城址公園」駅を降りました。小さな駅前ロータリーからちょっと歩いて、不思議な建物の2階です。
オープンキッチンのその店にはシェフとその奥さんと思われる女性の二人だけで、客席は4人テーブルが4つ。すでに一つのテーブルにお客さんがいました。私たちは入り口に近いテーブルに座り、スープと前菜、好きな主菜(肉か魚)とデザート、コーヒーで2310円のコースにして、二人とも魚料理を選びました。そして、カラフェというデカンタみたいなワイン、ちょうどグラスで3杯分の白ワインをいただき、大満足でした。この店は、日野の農家の地野菜をふんだんに使って野菜料理の創意工夫が素晴らしいのです。楽しみにしていた以上においしい料理でした。
それから府中に行き、ピーロートジャパンの西東京支店のあるビルの3階で、ワイン試飲会に参加しました。私たちが到着したときはそれほどお客はいなかったのに、それから次から次へとお客が増えて、なんだか芋洗い状態になってしまいました。それでも、全て試飲できるので、ちょっとずつ注いでは味わい、白ワインから赤、そしてデザートワインまで味わって大満足でした。特に、同じぶどう品種でも大陸(ヨーロッパ、南半球、南アメリカなど)によってかなり味が変わるのには驚きでした。
結局、ドイツワインでもそれほど甘くないのみ安い白を6本と、とても気に入ったイタリアワインを買うことにしました。我が家ではそのドイツワインも日常に飲むにはちょっともったいない感じですが、たまにはいいでしょう。久しぶりのドイツワインですから。
一日、食に堪能しました。夜は稲荷寿司を作って、「和」ですませました。
思ったのですが、ワインを好きな人たちというのは、年代もさまざま・・・。お金持ちそうな人からそうじゃない人(われわれ)まで、体格も痩せた人から太った人まで。まあ、ワイン文化がこれほどまで日本人に受容されたってことですね。