ハッチがいた日常

夫は病死、仕事も辞めて被災猫ハッチと暮らしたけれど、10年で終わってしまった。これからは本当の一人暮らしの日々。

エイジング?ヒビを入れるなんて!

2010年08月02日 19時10分06秒 | 音楽

 今日は、病院に行く前に府中の楽器屋さんに、弓2本と預けた楽器を取りに行きました。

 ヴィオラダガンバも製作しだしたSさんは、古楽器演奏家にもモダン演奏家にも信望厚く、いつも忙しくて自分の楽器作りもままならない様子でした。とにかく、ストラディヴァリのような芸術的な楽器を作りたいと研究を重ねているようです。ストラディヴァリのことを話し出したら、忙しいのに話が終わらないのです。今日も、ストラディヴァリの寿命が来たなんていった音楽評論家を酷評していました。彼は本物に触れたことがあるんですね、きっと。だからこそ、その魅力にとりつかれているのです。確かに、ニスも秘密があるそうで、彼自身のニスも、製作後2年半でぐんと変わってくるそうです。うーん、すごい・・。そこで、いつまでたっても自分の楽器が出来上がらないという知人から、最近の新聞に載ったという信じられないヴァイオリン製作の話をききました。

 こちらです。

 おいおい、私の愛読紙だったなんて、ちょっとショック・・・。そして、その友人曰く、「ぼくの楽器にはヒビ入れないでね!」とのこと。本当、信じられません。

 ヒビを入れたくてはいったわけではなく、焼き物だってわざといびつにしていたわけでもないのに・・・。あざといエイジングとしか思えないです。そんなのばかりだからイヤになるんだって言っていました。

 100年後にはいい音色になるなんていわれても、そこまで生きているわけないんだから、そのときいい音色出せない楽器は、いい楽器ではないのです。

 私の楽器は、20年前にSさんから買ったもの。19世紀末のフランス製のヴァイオリン。アマチュアならこれで十分です。もっといい音色を出せない私が悪いんですから・・・。

 こういう状況になって、楽器があってよかったと思います。音楽することができるだけで、幸せ・・・。でも、もうヴィオラは弾かないかもしれません。先客の人が、ヴィオラを探しているそうですが、まあ、私の安物ではだめでしょうね。アマチュアですし・・・。もう、ヴァイオリンだけで十分です。とはいえ、マイナー楽器のヴィオラのおかげで、いろんな人と合奏する楽しみを味わえたのも事実。

 弟子仲間の宴会では、ヴァイオリンでバッハのドッペルです。楽しみ!

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トイレが壊れた!

2010年08月02日 10時45分12秒 | 日常

 といっても、我が家のではなくて、職場のトイレです。公共施設ですから、利用者にとっては大迷惑。2階の男子トイレの異常に気がついたのは、2日交代で清掃してくれるMさん。11時ころに、3基並んでいるうちのふたつが同時に、水がずっと流れっぱなしになりました。22年前にできたこの建物、当時最先端のものを入れたのでしょうか、センサーが作動して水を流すTOTOの小便器です。でも、止水栓がどこにあるのかわからず、ヒラ業務員の私ではどうにもわからないので、お休み中の主任に電話したら、車ですぐ見に来てくれました。日曜日だったから、本部もあまり人がいません。Aさんに相談しても、有料だとすぐに修理は呼べないとのこと。なんとか地元の業者を手配してくれて、みてもらったところ、これはすぐには直せない、TOTOに修理依頼して部品取り寄せないととのことで、結局、大本のバルブをしめて2階のトイレ全部使えない状態になってしまいました。

 22年前のセンサーが交換できるわけはないような気がします。

 業者さんは、給水間もきっとさびているから、それもきれいにしないと、部品取替えてもまた壊れることがよくあるとのこと。うーん、八王子よ、ケチらないで、修理してくれー!?

 そんなこんなの大パニックな一日でしたが、早番でそそくさと帰宅し、猫の世話と庭の水やりをしてから、友人と久しぶりに飲みにいきました。本当、外で飲むのはひさしぶりだったので、すっかり酔っ払って、コンタクトレンズをはずした覚えがない・・・。とんでもないことになっていたのでした。あーあ、飲みに行くときは、レンズはずしてメガネで行かなくちゃね、私も危ない年齢になってきました、とほほ。

 とにかく、お盆休みに入ったらもっと修理が遅れるから、早く何とかしてもらわないと!小便器の水流しっぱなしは、夏の風物詩にするか?

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