先日、たまたまNHKで再放送を見たのが、「クニ子おばばと不思議の森」。思わず引き込まれて、感動で涙いっぱいでした。私はこの世界にものすごくあこがれます。
村の人たちの助けで、焼畑を続け、焼畑のその年にはソバ、翌年にはヒエ、その次は小豆、そしてその次に大豆、そして自然に任せてという30年の長いサイクルで森を再生してきたおばあちゃんの話でした。先祖代々、そうして森を守ってきたという長い歴史。それも、今はおばあちゃん一人だけになってしまったとのこと。
その宮崎県の椎葉村のホームページにも、この焼畑のことが載っていました。こちらです。
私は農業のことをよく知らなかったので、焼畑が森をだめにすると簡単に考えていました。ステレオタイプの物の考え方はまったくよくないですね。
塩さえあればあとはすべての物を森からもらって生活できるとのこと、感動しました。まさに、理想の仙人の生き方です。
椎葉村は、平家の落人伝説の地。なんだか、行ってみたくなりました。
こちらのブログに、主人公の椎葉クニ子さんのことが詳しく載っていました。素敵です。たった一人になってしまったけれど、これからもずっとずっと続けてほしいと願います。