ハッチがいた日常

夫は病死、仕事も辞めて被災猫ハッチと暮らしたけれど、10年で終わってしまった。これからは本当の一人暮らしの日々。

おそらく、最後の入院

2012年06月15日 17時15分58秒 | 日常

 今朝、夫が「呼吸が苦しい」と言い出し、急きょ、入院することにしました。というよりも、病院に電話してとらえず診察をということで、民間救急車(ストレッチャーの介護タクシー)を必死で探し、すぐに来てくれるところを見つけたのです。そして、自宅前で彼がストレッチャーに横になり、私が入院荷物を持って付き添いました。

 診察後すぐに入院ということになりました。おとといは私が代理で診察に来て彼の様子を話し、3日間持つという張るタイプの痛みどめをもらい、帰宅後に貼ったので明日また貼ってそれから入院というつもりでした。でも、家ではまったくと言っていいほどものを食べていないので、水分は薬を飲むときの水程度で、相当、脱水状態だったのです。

 今後の方針として、延命治療はしない、首の静脈からの栄養補給もしない、わずかの点滴と痛みを取る注射で対応するということで、もうあまり長くはないそうです。

 個室が空いていたので、個室をお願いしました。反社会的でコミュニケーションとれない彼にとっては個室がいいと思いました。本人も希望していました。今朝、自分から「息が苦しいからもう無理」といっていたのに、「お前が明日から仕事だから入院させたんだろう」という始末。最後まで勝手なことを言う困ったちゃんです。

 困ったといえば、これほどひどく困ることもないくらい、とんでもないことをしでかしてくれた夫。

 人を殺しておいて何の反省も見せない犯人と同じくらい、憎たらしいです。悪いとあまり思っていないようです。調べたら、親族間での窃盗は罪に問われないとか。まさか、それを知っていての犯行?

 義弟には今日の入院のことと、今後のことを相談しました。おそらく、義母と一緒に暮らすしかないのではと思います。それはそれで、楽しいのかもしれませんね。毎日、夫の悪口を言って暮らしましょう。とにかく、私は仕事をやめるわけにはいかなくなりました。それが現実。

 苦しくったって~~(それは当然の報いよ!!)

 悲しくったって~~(なくなったお金のことが一番悲しい!!!)

 

あいつの人生最後のサイコロがこれ??やってくれるぜっ!私はジェットコースターのような頂点はいっちども味わっていないのに、これですか。貧乏くじひく人間は、私なのかな、とほほ。

 

コメント (3)
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