ハッチがいた日常

夫は病死、仕事も辞めて被災猫ハッチと暮らしたけれど、10年で終わってしまった。これからは本当の一人暮らしの日々。

父の書斎机

2012年06月06日 09時52分41秒 | 日常

 夫は教師という存在が子供のころから嫌いだそうです。そんなことなら、結婚しなければよかったのですが、だいたい、生まれるのに親の職業を選べますか?

 何かといえば、教師の娘はこれだから・・と文句をいいます。そして、その教師的な存在の父の書斎机を、いつも毛嫌いしていました。

 先に私がこの家に越してきた時、その机は、音訳ボランティアの録音の机として使われていましたが、夫が来てからはもっぱらCDを積み上げる物置き、引き出しは薬入れになっていました。

 1階に簡易ベッドを置くことになり、その机はついに、「粗大ごみ」として出すことになりました。

 私は父が好きというのではなく、その父の書斎机が好きだったのです。

 他人と暮らすということは、自分の思い出も捨てていかなくてはならないものなんですね。あーあ、昭和のいい時代のレトロな机、相当価値があったのかもしれないのに、千円払って処分でした。 

 夫のベッドの近くでPC触ると文句を言われるので、夫の2階のPCから書いています。このPC、ヴィスタはそのうち、処分なのかも。もったいないですけどね。

コメント
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