オリンピックに女性の躍進がどの国でも見られていて、うれしい限りです。でも、この4年に一度の、日程も決まっているオリンピックに、照準を合わせるのって、男性よりも大変なのは、わかりますか、みなさん!?
女性には、生理というものがあります。女性として生まれてきた以上、思春期に初潮を迎え、それ以降、定期的に子宮からの出血があるのです。それは、自分の遺伝子を残すために、胎児のベッドを毎月作って待っているのです。
男の衝動的な行為とは、ぜーんぜん違うんですよー。その、絶不調を象徴する生理期間を抱えながら、女子選手はオリンピックを目指すのです。どんなに苦労しているのか、わかりますか?
私は子宮内膜症で、そのために生理痛が尋常ではなかったのですが、閉経時期を迎え、子宮の壁が厚いままで終わってはがんになりやすいということで、ホルモン注射で最後の生理を起こさせたのです。その日に、友人と飲みに行ったのが悪かったのですが、ものすごく吐き気がして、死ぬほど苦しみました。
おそらく、生理の周期を無理に変えるというのは、私が経験したようなことだと思います。その日にピークを持っていくというのが、男子よりも女子がどれだけ大変なのか、世の人たち、特に男性にわかってもらいたいと思います。
これからは、女性に時代が来るね。うれしいなーー。