って、いったい、何だったのでしょうか?長い時間を使って、意味のない言葉を延々と。結局、パフォーマンスが好きな安倍総理の、本音は一言も出てこなかった談話ではないでしょうか。村山元首相が新聞で言っていたように「出さないほうがよかった」ものです。
安倍総理は、言葉巧みにいろいろしゃべっているけれど、中身のないことばかりなんです。ほんと、そんなもの出さないほうがよかった。内容は、周辺諸国への配慮とバランスを考えてのもので、周辺諸国も、期待はずれだったんじゃないでしょうか。ただ、批判するほどのものではなかった。
彼が言いたかったのは、過去の戦争は侵略ではなかった、アジア諸国の独立に貢献した戦争だった(といったところで、国内も国外も大反対するものです)。今後も、国のために死んでいった人たちの霊を慰めるために、公人として靖国神社に参拝する。日本は同盟国としてアメリカのために、是が非でも安保法案を実現する。あれだけひどい原発事故を起こしてコントロールしきれていないけれど、国策の原発は絶対に続ける。
あなたが言いたいことは、これじゃないですか?原発は、70年には関係ないけれど。
もう、無理なんですよ。日本は、高齢化社会、税収も見込めず、少子化や若者の非正規雇用でますます、税収が減っていく、しぼんでいく国なのです。もはや大国ではない。軍備に使う税金もない。体を張って国民が国を守る時代ではない。国債を発行して帳尻合わせしている場合じゃないはずですよ。政治家とは、これほどに空虚な言葉を発する「人種」なのです。彼らに、自分たちの運命を任せられますか?議員報酬、国家公務員の給料を減らして、少しでも出費を食い止めましょう。貧しい国、日本の舵を取るのに、威張っている必要はありませんよ。もう、頭を下げて、約束は守れなかったと言って、安保法案を撤回しましょう。そして将来へ向けて、きちんとかじ取りをしてください。憲法9条は、日本人が望んでいる、日本人の宝物なのですよ。