イラク戦争のときの、ファルージャの悲劇。ファルージャという名前だけは耳にしたことがあったけれど、当時、私は無関心だったのか、恥ずかしいです。今日、国会中継で、山本太郎氏の質問でそのことを知り、ちゃんと調べないとと思った次第です。そう、あのころ、日本人3人が人質になり、当時は「自己責任」だという声が強く、ぞっとしたものでした。
そのファルージャの悲劇、日本人の人質とその後を描いた映画があるのを知りました。「ファルージャ イラク戦争日本人人質事件 そして・・・」です。今年は、まだ青森でしか上映予定がないのです。だれか、首都圏で上映してください!
アメリカが正義の戦争としてやってきたこと、ベトナム戦争以来、あらゆる戦争が結局は、失敗に終わっていますよね。紛争を拡大して、中東だけじゃなく、アフリカも安定していませんよね。国連は、解決策を見いだせないまま、アメリカが突っ走って、その尻を追う羽目になるのが、今回問題の安保法案ですよ。冗談じゃないです。
福島瑞穂さんが言っていましたが、日本はクラスター爆弾や劣化ウラン弾を持たないと条約に批准しているのに、アメリカは平気で使っているのです。だから、アメリカ軍の補給として参加しても、その条約があるから、核兵器、化学兵器搭載なら補給はできないのですが、これを確かめるのはどうするのかと政府に詰め寄ったのです。
イラク戦争でも化学兵器は使われたようです。ベトナム戦争では枯葉剤により、相当、奇形児が生まれました。
原爆の時もそうでした。治療するというよりも、実験だったから、その状態を調査するだけ。人間が実験に使われたのです。
山本太郎さんが、当時のアメリカの民間人を狙った山荘犯罪を訴えることはできないのかと言っていました。そうですよ。あれは明らかに戦争犯罪。旧ソ連の戦争犯罪も、いっしょに調べてほしい。もちろん、日本の戦争犯罪もそうです。東京裁判だけですべてが明らかになったわけではないんですから。
証言が消えてしまう前に、きちんと検証して、歴史の事実を明確にしなくてはなりません(史学科卒ですから)。