先日、ほかに見るものがないからと、たまたま再放送していた歴史秘話ヒストリア「日本の巨大潜水艦伊400日本海軍 極秘プロジェクトの真実」を見ました。感動しましたよ~。日本の技術の高さに感激でした。そして、結局、海に沈められてしまったのですが、その潜水艦の乗務員たちは皆、敗戦後に投降して無事だったのです。
その前にも、ポツダム宣言受諾の玉音放送からの7日間の様子を特集したNHKの番組を見ました。
根っからの軍人、軍隊出身者は、みな、日本が壊滅してもという考えのようでしたが、もうすでに若い軍人はほとんど残っていなく、学徒出陣でにわか軍人になった大学生や大学出身者たちは、もっと冷静な見方をしていたのが、うれしかったです。これからの、日本を再生するためにがんばろうという考えです。
学問は、そうです、そのためにあるんですよ、。学ぶということは、そういうことです。実学じゃなくても、学ぶことは大事なんだと痛感しました。自分で考えること、自分の意見を言うこと、相手を理解すること、それが学問じゃないですか。軍隊って、命令がどうのとか、自分を殺しているじゃないですか。そこから、何が生まれるんですか?大日本帝国軍隊は、結局、誰も戦争の責任を取らなかったんじゃないですか。
だからこそ、絶対に、戦争はしてはいけないんです。自衛隊を軍隊にしてはいけないんですよ。外交努力でやっていくしかないんです。それが、あんな妄想で近隣に侵略した、そして原爆を落とされた日本の生き残る方法なんじゃないでしょうか。
武器を持てば、もっと持つことになるんです。そして何より、兵器産業で儲けようとするひどい人たちがいるんですよ。劣化ウラン弾を考えたのは誰?二度と、核兵器を作ってはいけないし、何より、原発もいまだに福島では故郷に帰れない人たちが大勢いるんですから、一度事故が起きてしまったら、どうしようもないものを、なぜ作るんですか!中国では、原発が51基もあるとか。天津の事故みたいなことになったら、中国大陸だけではすまないことになりかねません。
誰も、人の命を奪う権利はありません。誰も、武器を持って人を殺してはいけません。
教育を受ける権利が、すべての子どもにいきわたるよう、すべての子どもが、自分たちが望む教育が受けられるよう、願っています。あの殺された中学生二人の未来が奪われたことが、本当に悔しいです。
私、最近思うのですが、旧ソ連軍がした残虐行為は、そのままにしていていいのでしょうか?慰安婦問題も、問題ですが、終戦のどさくさで、物凄いことをした罪は、そのままでいいんですか?最近、いろいろネットで探していたのですが、そりゃもう、恐ろしい様子が書かれていますが、一方で、女性が自ら身を売ったんだという指摘があったのには、びっくりしました。戦後のパンパンのようなことだというのです。現に、旧ソ連兵との混血児が存在しないからって。女性に対する偏見と無理解です。こういうことを平然と書く日本人男性がいるというのが、恐ろしいです。大陸に残っていた赤十字の従軍看護婦の証言で、多くの中絶をしたとのこと。自分の命を賭けても堕胎する女性がたくさんいたのですよ。ソ連が崩壊したからって、この人道に対する罪は、無視されたまま、歴史に埋もれていいのかと言いたいです。