先日、大学時代の夕ン人が泊まりに来ました。その時、学生時代の話をして、卒業アルバムでその人を見つけようと、二人で探しました。彼女は結局はわからなかったけれど、しばらくなつかしくアルバムを見ていました。
確か、大学1年の時だったか、数クラス合同で必修の漢文の講義がありました。大部屋での授業、いつもきまって一番前の席によそのクラスの男子生徒が座っていたのですが、優秀だったのでしょう、常に横を向いて私たちを眺めてニコニコしていました。
私たちは彼のことを「余裕の横向き」と呼んでいました(名前知らないので)。友人はさらに、彼がいつもヨックモックの箱を筆箱にして持っていたと証言しました。そして・・・、見つけたんです、その人を。
その後、FBやグーグル検索で名前を探しましたが、見つかりませんでした。お元気だといいのですが。還暦までは2、3年あるけれど、人生何が起きるかわかりませんもの、夫が病死したのが58歳だったし。
年金もらうまでは生きていたいと悔しがっていました。末期がんでおなかが異常に膨らむのは、腹水だったんですね。何も食べなくなって2か月近く頑張っていたのは、すごかったです。彼の大学時代のサークルの集まりの案内が去年来て、実は・・・、と連絡先に留守電入れたのですが、その後、その集まりの様子と名簿が送られてきました。夫のことが書いてあったのですが、命日を一日間違えていたので、ちょっと困ったな・・・。彼は学生時代から同じサークルの女性と7年も付き合っていたそうです。晩年、彼女に伝えなくていいのかと言ったのですが、とても申し訳なくて言えないとか。でも、もし、誰かにお願いして、その「すまなかった」という気持ちだけでも伝えられたらと思います。
おなべ一つでいろんな料理を作ってくれた器用な女性だとか。わー、真逆だ、私。