ハッチがいた日常

夫は病死、仕事も辞めて被災猫ハッチと暮らしたけれど、10年で終わってしまった。これからは本当の一人暮らしの日々。

BSプレミアムの日曜夜ドラマ

2017年09月04日 16時50分54秒 | 日常

 前回まで放送していた「定年女子」、欠かさず見ていました。53歳の就活は私も経験者でしたから。南果歩がヒロインで、とても面白かったです。

 昨日から始まった「全力失踪」、途中から見るのがつらくなって、いつ消そうかと考えていましたが、最後は少しほっとしました。それにしても、厳しい状況の家庭で、妻は夫をまるで虐待しているかのよう。娘は「お父さんのようにならないよう」塾の勉強を強制されています。家は親の持ち家。でも、夫はお金がないのに、妻に内緒でローン組んで不動産投資して、それが全くうまくいかない。生活費は闇金から借金。

 夫も妻も非正規雇用。

 息苦しくなるドラマ設定です。

 不動産投資の失敗も奥さんに打ち明けないのも、困ったもの。奥さん側にも、言い分はあるでしょうねえ・・。

 それにしても、生活費を借金するという暮しは、絶対にダメでしょう。自己破産は目に見えています。CMでも、過払い金請求の法律事務所がお笑いタレントを使ってやっていますが、あれもおかしい。お金がないなら、ないなりに節約すべきでしょう。はりぼてで見栄張って、あんた北朝鮮か?と思ってしまいます。まず、思い切ったダウンサイジングすべきです。

 最近読んでいる、戦後すぐの占領軍時代の本で、なんとなく戦後から現代までの社会のはじまりが分かったような気がしました。軍部の物資を横領、つまり盗んで戦後の成金や闇市ができたし、やくざも、そこから生まれたようなものですよ。まともな人は餓死するしかないような時代だったようです。その闇社会には、大日本帝国が亡くなったために行き場を失った中国や朝鮮半島での日本の協力者たち。特攻にも日本の植民地の人たち(具体的には韓国人)がいたそうです。母国に帰っても非難されとてもいられたもんじゃない、だからなのか、闇市やそういう闇の社会で頑張って生きるしかなかった、それがいわゆる在日でしょうか。

 軍事政権への反発から、アメリカの進める民主主義への思想と希望が庶民の心をとらえ、労働者たちも理想に燃えて、団結したのですが、その勢いがGHQには逆の恐怖心となり(ソ連のように共産主義勢力が大きくなるから)レッド・パージが起こってしまった。結局、自由と民主主義をうたっていたアメリカも、戦前戦中のように、弾圧、抑圧をするってことです。天皇制よりも強固な、マッカーサーを最高司令官とする命令組織だったんですね。

 でも、労働者は組合を作る権利は、あるんですよね?企業は株主でなく、従業員に利益を分配するべきなんです。と、株やめたから、理想言っています。

 自由平等と言いながら、アメリカには日本人に対するひどい偏見がありました。全くない人もいましたけど。

 もともと、日本人だって、そんなに偏見や差別する民族だったのでしょうか。

 教育が、偏見をなくすんだと思います。そう、教育は、競争するものじゃないはず。自分磨きは、一生続けないとだめなんですよ。最後まで健康でいる努力も、セルフコントロールだし。お酒が好きな私は、まだまだコントロールできていませんね・・。

 ドラマの話に戻りますが、自分で蒔いた種で、ひどい状況になっているのに、失踪するというのは、自由かも知れませんが「無責任」です。そもそも、投資なんて、リスクを伴うもの、簡単に素人がやってお金捨てるようなもの。世の中、甘い話なんてウソですよ。

 無責任な北朝鮮の暴走、なんとかしてくださいよお。地下核実験だって、地球の中が壊されちゃう。なんであんな馬鹿が国のトップなんだろ??お互い様かな。

 

コメント
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