ハッチがいた日常

夫は病死、仕事も辞めて被災猫ハッチと暮らしたけれど、10年で終わってしまった。これからは本当の一人暮らしの日々。

山河異域 風月同天

2020年02月13日 09時38分12秒 | 社会

 昨日の午前中、公民館の多文化カフェに参加しました。福生には60か国の人が住んでいます。日本語学校もいくつかあり、日本人の「やさしい日本語」という活動も生まれています。そして、この新型コロナウイルスです。特に中国からの留学生はつらい思いをしています。だからこそ、集まって話がしたいと思いました。

 私のテーブルは日本人女性二人(私も入れてね)高齢男性、ベトナムの女子二人、中国の男子一人でした。話が弾み、真ん中に置いた円形の大きな紙に、共に仲良くなるためにどうしたらいいかを「やさしい日本語」で書きました。日本語学校に2年いると、漢字もきちんと書けるし、びっくりするほと日本語が上手なんです。特に中国の人とは、漢字の方がわかるそうです。そして、彼が書いたのが「山河異域 風月同天」だったのです。意味を聴き、漢詩のようで、素敵だなーと思いました。そのフレーズが、今朝の新聞に載っていたので(新聞は、山河が山川になっていましたが)、びっくりしました。

 あの漢詩は、奈良時代の長屋王が鑑真に宛てた漢詩の一節だそうです。びっくりしました。

 彼の夢が実現することを祈っています。日本にずっと住んで夢を実現したいと言っていました。応援したいです。

 多文化多世代交流は、お互いに学ぶことができて、いい刺激になります。そうそう、仲良くなるためにはということで、日本人の恋人がいればという意見も多かったです。恋愛は国を超えるかも、ですね。ところで、ロシア人は離婚が当たり前だって先日のテレビで知りました。婚姻届けを出しても1か月保留になるのは、そのためだとか。まあ、それだけ自由ってことかもしれません。16回も離婚経験した人もいるとか、とっても忙しい人生ですね。私は一人で充分、他人と本気で向き合うのは、相当なエネルギーが必要ですから。わからないのが当たり前だけど、お互いにわかろうとしないと仲良くなりません。

コメント (2)
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