ハッチがいた日常

夫は病死、仕事も辞めて被災猫ハッチと暮らしたけれど、10年で終わってしまった。これからは本当の一人暮らしの日々。

憧れのシナリオ作家

2010年05月30日 08時16分45秒 | 日常

 購読している新聞の夕刊で、興味があるシリーズがはじまりました。シナリオ作家の話です。3回まで読みましたが、面白いですねー。大河「篤姫」の脚本を書いた田渕久美子さん、OLしながらの修業だったんですね。篤姫は、毎回夢中で見ていました。最初で最後のカルテット演奏旅行も、篤姫ツアーでしたし。田渕久美子さんは、篤姫の脚本執筆中に、ご主人の末期がんがわかり、その闘病とともに書き進めて最終回を書き終えた後、ご主人を見送ったそうです。あれだけ引き込まれたドラマの裏に、そういうことがあったとは・・・。

 憧れだった職業、シナリオ作家。大学の勉強とは別に、私は放送作家教室に通っていました。楽しかったですね。文章を書くのが好きで、でも全然、芽が出ないまま「退却」してしまい、OL時代も、劇団の研究所の夜間に通ったりとふらふらしていて、それも「退却」。税理士の勉強を夜間の経理学校に通って続けたけれどすぐに断念。結局、その前に独学で取った簿記2級があるだけ。親の看病で退職し、専業主婦になってからパン教室に通い、1年間師範科で修業したけれど、職人になるわけでもなく教室を開くわけでもなく・・・。うーん、私の人生って、なんなんだ?

 断念と退却の人生だったなー。でも、無理に戦わなくても幸せだったし。国だって、それでいいんじゃないのかな?さすがに、誰にでもいいことばかり言って苦労を知らない総理では、みんながいい迷惑だろうけれど。

 と、私は何を言いたいのでしょうか。そうでした。職場のミーティングのまとめを頼まれて久しぶりにせっせと書いた文章がほめられて、嬉しかったということ。その程度の文才しかなかった私でした、とほほ。

 今日は、東京は異常に寒いです。昨日も、土曜日だからと長袖のニットに木綿のカーディガンでのこのこ働きに行きましたが、家を出てすぐ、こりゃ寒いと後悔しました。笑い事じゃなく、ハンカチを首に巻こうかと思いました。冬物はせっせとクリーニングに出してしまいこんじゃったし、この寒さは一体、何?将来のいやな予感か?

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