昨日は、職場でとても悲しい出来事がありました。遅番勤務は今年入った新米スタッフと二人でした。早めに到着して早々、早番の二人に、10日の休館予定日の10日分の申し込みのやりかたでいろいろ言われて、げんなりしてしまいました。
一人の人間が、二人の人間が同時にいうことを聞くのはかなりしんどいものです。
こういう職業についてしまったことをちょっとうらみますね。
そうこうしているうちに彼女が来たので、私は遅番の最初にやるべき仕事もできていなくて、申し訳なかったですが、さらに申し訳ない事態になってしまったのです。というのも、5時半過ぎに、ロビーにいた子供たちから彼女が、駐車場で猫が轢かれて死んでいるというのを聞いたのです。びっくりしてあわてて二人で外に出ると、遠目から小さな物体があるのがわかりました。丁度、夕闇が迫って暗くなるところで、早く対処しないと夜になってしまうし・・・。どうしよう、とうろたえるのですが、とにかく何かに入れなくてはと段ボール箱を用意し、新人の彼女が使い捨て手袋を使って処理してくれたのです。今年の夏、買っていた犬が亡くなったので大丈夫だからと・・・。猫を飼っている私に気を使ってくれました。
なんでも、タクシーがそこに停まっていたというのです。気が付かないわけはないのですが、ひき逃げってことですよね・・・。
市のごみの出し方手引書を探して、6時前に清掃工場に電話してお願いすると、野良猫だったら無料で引き取ってくれるとのこと、ほっとしました。連休中でも土日はやってくれるそうで、よかったです。昼間はまだ夏日にもなる中、何日もこちらで保管するのも気になりますから。それにしても、子猫のうちに死んでしまうなんて、なんで生まれてきたんだろうと悲しくてたまりません。職場のあたりでは、大きな茶トラは見かけるのですが、子猫ははじめてです。本当に、かわいそう・・・。今日も遅番です。西八王子で花でも買って供えようと思います。合掌。
こういう仕事をしていると、まったく思いがけないことが起こります。命にかかわることに遭遇するのは、とてもつらい。
財団主催で、なんでもコミュニティ講座という3回から5回の連続講座をセンター主催で今年度中にやるそうなのですが、それをさらーっと聞いたのは7月の主任会議。大震災後の輪番休館やらいろんなことがあり、そんな話はもう遠い過去になっていたのに、昨日、電話があり、どうするのって、急に聞かれても・・・。まさに、タイミングが悪いですよね!
いっそのこと、自分が引き受けてなんでもやったろうかって思いました。ヴァイオリン教室、手芸教室、パン教室、なんでもござれって!?
それで、5年前に南大沢のホールでやったときのモーツァルトのケーゲルシュタットトリオ(ヴィオラです)をこの新しいPCで聞いてみました。やっぱり、ヴィオラは地味ですね、とほほ。