今では食卓で親しまれているナスですが、最初の品種はとても苦く、そして、精神異常を起こすと信じられ観賞用の植物とされていました。
ナスはインド原産。アラブ人とペルシャ人がアフリカに持ち込み、そこから14世紀にイタリアに伝えられたと考えられています。
歴史を重ねるにつれ交配され、風味はよくなり大きく改良されました。
品種は多く、卵のように小さいものから、非常に大きいものまで、そして色もさまざまです。
日本では1200年ほどの歴史があります。各地に根付いて親しまれてきた結果、各地方でそれぞれの変化を遂げています。
例えば、山口県のこだわり野菜の一つに「萩のたまげなす」というのがあって、何にたまげる(びっくりする)かというと、まずはその大きさですね。
重さは500gを超え、皮は赤みを帯びた紫色。皮も実もやわらかくアクは少な目、加熱した時の肉質もよいです。味の点からどんな料理にも使えて便利です。
これは、初夏から梅雨時期に出回る高級品で、(田屋なすの中で品質のよいもの:写真の添付なし)
見たことのない人へ持って行くと、「たまがす」ことができますよ!
【ナス色々と+α】
↑シソ。いも虫つき。
【まぐろ本舗 なか】にて↑
美味しかったです!
脂ののったサーモンとキウイフルーツの握り寿司。
サーモンの脂はさっぱりとして臭みが消え、口の中でもぐもぐしても不調和を感じません。
必ずしもうまくいくわけではないけれど、
私はフルーツを食事に持ってきて、デザートにお野菜を使えるといいな、と考えています。
若い世代と年配者が、同じテーブルで同じ時間、同じおいしさを楽しめたらいいですよね。
【半年前の撮影 : トマトのスムージー】↓ テーブルにビニールがかかったままだったんですね。