原左都子エッセイ集

時事等の社会問題から何気ない日常の出来事まで幅広くテーマを取り上げ、自己のオピニオンを綴り公開します。

風邪をひいてしまった…

2018年01月27日 | 医学・医療・介護
 この冬になってから、風邪をひいたのは今回が3度目だ。


 現在の体温37.4℃、喉の痛みに鼻水たらたら。 頭痛に歯痛に腰痛、我が身体の弱点が一気に押しよせている。 どうやら、今回の風邪が一番重そうだ。

 ただ、現在国内で猛威を振るっているインフルエンザではなさそうでもある。 インフルエンザの場合微熱では済まされないし、今現在我が関節や節々の痛みもさほどない。 起きていられる。 朝からきちんとルーチンワークもこなした。

 予兆は2日前からあった。
 どうも体調が芳しくない。 昨日は大事を取ってトレーニングジム通いをお休みして自宅で過ごした。
 ただ、その自宅での過ごし方が風邪の悪化を招いたようでもある。


 今の時期毎年恒例だが、高齢者施設入居の義母の“不動産貸付業”を代行・管理している身にして、今年も「青色申告」が迫っている。 (参考だが、「経営法学修士」を取得して国税庁の税理士試験税法3科目免除申請を通過している私が、毎年親族皆の確定申告を担当している。)

 大事な用件を後回しにするのは嫌な性分の私。
 よし、自宅で過ごせるこんな時こそ一気に義母の「青色申告」を仕上げてしまおう! 
 と思い立ち、 それに集中すること3時間。

 今年から「医療費控除」に「セルフメディケーション税制」なる新制度が発足している。 市民にとってそれをする事により還付金が増える等プラスとなるならば良いが。 とにかくその「説明文」を全部読みこなさねばならないのが一番鬱陶しい。 ただ今年の義母の場合、年間医療費総額が低額のため、そもそも医療費控除申請の必要無しと判断した。
 まずは収入金額、必要経費の計算をして「不動産所得用青色申告決算書」を作成する。
 その後「所得税申告書」の記述に入る。
 「介護保険料」に関しては日本年金機構から郵送されている「公的年金等の源泉徴収票」に明記されているため簡単だが、毎年「後期高齢者医療保険料」の年間金額が分かりにくい。 年内途中で保険料制度が変更したりして、一旦収めた保険料の還付があったりするためだ。 そこで、年間かけて収集した「後期高齢者保険料」資料の中から一つをピックアップすると共に、義母の通帳にて実際に支払った保険料を照らし合わせ、申告金額とした。

 そうこうして義母の「青色申告」下書きを仕上げたのが、ちょうど夕食準備に取り掛かる時間だ。
 達成感はあるものの、体調が更に悪化した感覚も引きずっていた。
 夜になり、体温測定すると既に37℃を超えている。 体調不良で眠れない夜を過ごし、それでも今朝はいつもの時間に起床して今に至っている。


 話題を大幅に変えるが。

 実は娘を持つ母として、明日は重要な(と言うよりも)楽しみな用件を抱えている。
 (風邪などひかなければ本気でウキウキ楽しみだったのに…)と悔やまれるのだが……

 我が娘が就職後、余暇として励んでいる趣味のヒップホップダンスに於いて、明日“ライブハウスイベント" に娘が出場することとなっているのだ!
 秋頃から休日の土日には、精力的にその練習に励んできた娘だ。
 “カエルの子はカエル”というべきか、何分ダンス好きな私の下に育った娘がダンスを愛好しない訳もないのだが。 (娘の場合、幼児期から中学2年生までクラシックバレエに勤しんだ経験があり、私よりも本格的ダンス経験がずっと長い。)
 そんな娘が就職後趣味として選択したのが、「ヒップホップダンス」だった。 プロイケメン若手先生の指導の元に練習を続けて来ていた。

 今時は、(特に都会に於いては)素人でも自分の得意分野にてライブハウスに出演出来るチャンスは幾らでもある。 もちろん素人の場合、まずは自分から出費して観客動員力によりカムバックがあるかもしれないシステムに過ぎない話だが。
 この私も、遠い未来にこのシステムを利用して、大損失を覚悟でフルートにて「ライブハウス」出演を果たそうか!と虎視眈々と狙っている程だ。


 とにもかくにも、明日は我が娘の「ヒップホップダンスライブイベント」を観に行かねばならない!
 親として風邪などひいている場合ではない。
 明日は(薬嫌いの私にして)強力な風邪薬でも飲んで、娘が出場する秋葉原のライブハウスに是が非でも駆けつけよう!

 と、集中してエッセイを記した後に我が体温を測定してみると。
 なんと、36.8℃まで体温が下がっているではないか!
 人間の身体とは、所詮そういうものだ。 何らかの要因で活性化されると心身共に活気付き、病をも撃退するものだと私はずっと前から信じている。