(写真は、昨日自宅近くのファミレスにて開催した “家族クリスマス会” にて食したズワイガニの甲羅盛。)
血迷ったのはこの私だ。
外部のレストランで“家族クリスマス会”など開催したのは、何年ぶりの事だろう。
いえいえ、娘が高校生頃までは自宅や外部レストラン等々で毎年それを実施したものだが。
それ以前の問題として、近頃は「クリスマス」感覚が庶民から遠のいているのを実感させられる。
一昔前(我が子が幼少~小学生頃)には、世間の皆がこぞってクリスマスイルミネーションの飾りつけなどを家中に施したものだ。 我が家とて可愛い娘の要望に従い、派手なイルミネーションを家中至る所に飾り付けた。 そしてクリスマス当日には大きなデコレーションケーキを買って来て、ロウソクを吹き消しつつ「メリークリスマス!」などと柄にもなくはしゃいだりもした。
娘の大学進学、その後の就職に伴い、自宅でのクリスマスパーティらしきものは自然消滅していった。
その代わりとして娘と二人でクラシックバレエ「くるみ割り人形」公演を観た帰り等々に、外部のレストランにてクリスマス会らしきものをして、いつものことながら私一人で飲んだくれたものだ。
さて、今年何故私が「家族クリスマス会」などを企てたのかと言えば。
まあ要するに“家族サービス”の一環だが、今年はその“家族サービス”の中でも「亭主孝行」を一番に視野に入れた。
ちょうど昨日から娘が3連休に入り空き時間が取れそうだ。 いつもなら、この時期定例のバレエ公演観賞に娘と二人で出かけるが、今年は私が既に映画版の「くるみ割り人形」を見た。(これがまったく期待外れで、本物の「くるみ割り人形」クラシックバレエ舞台芸術を冒瀆する内容だった事実は、既に公開済だが。)
我が亭主は娘中学2年時に「エジプト・ギリシャ方面家族旅行」へ3人で出かけたのを最後に、我々母娘が企画したイベントに参加していない状況だ。(参考だが、亭主側から何らかのイベントを企画・提案する事は我が家の場合稀で、いつも私が家長としてリーダーシップをとる風習だ。)
亭主が私が企画した我が家のイベントに参加しないのには理由がある。 こちらとしては“やむなく義務感で”亭主も誘ってやるのだが、どうも女二人の仲に入るのが苦手な様子なのだ。(その気持ちは私も分かる気もするが…)
しかも亭主の悪い癖は、ドタキャンする事でもある。 どういう訳か最初は「行く」と返事して、必ずや直前になってキャンセルを私に申し出るのだ。 これが実際二度手間で煩わしく、結果として私を怒らせ亭主が身を縮める事と相成る。 これを繰り返しているうちに、亭主は最初から我々母娘の行事には参加しない選択をすることとなった。
そんな状況が続いていたのだが。
「今年のクリスマスは、レストランで“クリスマス会”をやろうよ。 ただ、電車を乗って移動する場所のレストランをわざわざ予約するのではなく、近くのファミレスへ気軽に行こう。」との我がアイデアを亭主に話した。
これが功を奏したようだ。
「それだったらボクも行く。」との回答だ。 そして昨日行ったのが自宅近くのファミレスだ。
このファミレス、この地に引っ越して来た以前より存在していた。 私と娘が二人で行った事は数多いのだが。
亭主が行くのは、まさに昨日が初体験だった。
いや、これが凄い! と言うのか、娘と二人で行った時期よりも料理内容が進化している嬉しい事態に私自身が直面した。
何と言っても、料理が美味しい!
冒頭写真の「ズワイガニの甲羅盛り」を筆頭として、その他オーダーした「フォアグラハンバーグ」「ウニスパゲティ」さらにはデザートの「抹茶プリンパフェ」など、高級料亭を超越する味に仕上がっているではないか!?! (実際問題、高級が“売り”の名門食事処とて表向きの奇をてらっているばかりで肝心要の“味”を外している現実をよく経験する…)
更に過去にこのファミレスに行った時には、(飲兵衛の私としては)「酒」に手薄感があったのだが。 その難題もファミレスとしてはある程度クリア出来ていて、合格点だ!
今回は亭主が喜んでくれたことで、我が「亭主孝行」責任は果たせただろう。
いや、実際自宅の近くにある程度満足できる“美味しい食事処”があることとはラッキーだ。
亭主が少し酔っ払った勢いで「新年会もここで3人でやろう!」とはしゃいでくれたのが、“ファミレス家族クリスマス会”を企画実行した私に取っては一番の収穫だったといえよう。
血迷ったのはこの私だ。
外部のレストランで“家族クリスマス会”など開催したのは、何年ぶりの事だろう。
いえいえ、娘が高校生頃までは自宅や外部レストラン等々で毎年それを実施したものだが。
それ以前の問題として、近頃は「クリスマス」感覚が庶民から遠のいているのを実感させられる。
一昔前(我が子が幼少~小学生頃)には、世間の皆がこぞってクリスマスイルミネーションの飾りつけなどを家中に施したものだ。 我が家とて可愛い娘の要望に従い、派手なイルミネーションを家中至る所に飾り付けた。 そしてクリスマス当日には大きなデコレーションケーキを買って来て、ロウソクを吹き消しつつ「メリークリスマス!」などと柄にもなくはしゃいだりもした。
娘の大学進学、その後の就職に伴い、自宅でのクリスマスパーティらしきものは自然消滅していった。
その代わりとして娘と二人でクラシックバレエ「くるみ割り人形」公演を観た帰り等々に、外部のレストランにてクリスマス会らしきものをして、いつものことながら私一人で飲んだくれたものだ。
さて、今年何故私が「家族クリスマス会」などを企てたのかと言えば。
まあ要するに“家族サービス”の一環だが、今年はその“家族サービス”の中でも「亭主孝行」を一番に視野に入れた。
ちょうど昨日から娘が3連休に入り空き時間が取れそうだ。 いつもなら、この時期定例のバレエ公演観賞に娘と二人で出かけるが、今年は私が既に映画版の「くるみ割り人形」を見た。(これがまったく期待外れで、本物の「くるみ割り人形」クラシックバレエ舞台芸術を冒瀆する内容だった事実は、既に公開済だが。)
我が亭主は娘中学2年時に「エジプト・ギリシャ方面家族旅行」へ3人で出かけたのを最後に、我々母娘が企画したイベントに参加していない状況だ。(参考だが、亭主側から何らかのイベントを企画・提案する事は我が家の場合稀で、いつも私が家長としてリーダーシップをとる風習だ。)
亭主が私が企画した我が家のイベントに参加しないのには理由がある。 こちらとしては“やむなく義務感で”亭主も誘ってやるのだが、どうも女二人の仲に入るのが苦手な様子なのだ。(その気持ちは私も分かる気もするが…)
しかも亭主の悪い癖は、ドタキャンする事でもある。 どういう訳か最初は「行く」と返事して、必ずや直前になってキャンセルを私に申し出るのだ。 これが実際二度手間で煩わしく、結果として私を怒らせ亭主が身を縮める事と相成る。 これを繰り返しているうちに、亭主は最初から我々母娘の行事には参加しない選択をすることとなった。
そんな状況が続いていたのだが。
「今年のクリスマスは、レストランで“クリスマス会”をやろうよ。 ただ、電車を乗って移動する場所のレストランをわざわざ予約するのではなく、近くのファミレスへ気軽に行こう。」との我がアイデアを亭主に話した。
これが功を奏したようだ。
「それだったらボクも行く。」との回答だ。 そして昨日行ったのが自宅近くのファミレスだ。
このファミレス、この地に引っ越して来た以前より存在していた。 私と娘が二人で行った事は数多いのだが。
亭主が行くのは、まさに昨日が初体験だった。
いや、これが凄い! と言うのか、娘と二人で行った時期よりも料理内容が進化している嬉しい事態に私自身が直面した。
何と言っても、料理が美味しい!
冒頭写真の「ズワイガニの甲羅盛り」を筆頭として、その他オーダーした「フォアグラハンバーグ」「ウニスパゲティ」さらにはデザートの「抹茶プリンパフェ」など、高級料亭を超越する味に仕上がっているではないか!?! (実際問題、高級が“売り”の名門食事処とて表向きの奇をてらっているばかりで肝心要の“味”を外している現実をよく経験する…)
更に過去にこのファミレスに行った時には、(飲兵衛の私としては)「酒」に手薄感があったのだが。 その難題もファミレスとしてはある程度クリア出来ていて、合格点だ!
今回は亭主が喜んでくれたことで、我が「亭主孝行」責任は果たせただろう。
いや、実際自宅の近くにある程度満足できる“美味しい食事処”があることとはラッキーだ。
亭主が少し酔っ払った勢いで「新年会もここで3人でやろう!」とはしゃいでくれたのが、“ファミレス家族クリスマス会”を企画実行した私に取っては一番の収穫だったといえよう。