(冒頭写真は、我がコレクション 「ミュージアムショップで購入した絵はがき」のごく一部。)
“新型コロナウィルス肺炎”感染者が昨日180数名を記録した東京都をはじめ、主要都市部に「緊急事態宣言」が発令された。
行動自粛をやむなくされ、我が趣味のひとつである美術館・博物館へも行けず。 と言うよりも、そもそもそれら施設のほぼすべてが1ヶ月以上前より休館中だ。
本日午前中に、せめてミュージアムショップで買い求めた絵はがき観賞でもしようと思い出し、書棚から取り出してみた。
何の分類整理もせず乱雑に収納されている絵はがきの中から、本日は上記写真の絵はがきを紹介しよう。
左上より。
〇 村上豊 「風薫る」 (講談社野間記念館)
〇 いわさきちひろ 「ひなげしと子ども」 (いわさきちひろ美術館)
〇 いわさきちひろ 「おやゆび姫」 (同上)
〇 レンピッカ 「ピンクの服を着たキゼット」 (レンピッカ展)
〇 レンピッカ 「緑の服の女」 (同上)
〇 ポール・ゴーギャン 「我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか」 (ゴーギャン展 ボストン美術館所蔵)
〇 ジョルジュ・フーケ 「真珠とエナメルの花」 (国立西洋美術館 橋本コレクション)
上から2段目。
〇 フィンセント・ファン・ゴッホ 「アルルの寝室」 (ファン・ゴッホ美術館)
〇 マルク・シャガール 「日曜日」 (シャガール展 ポンピドーセンター、国立近代美術館、パリ)
〇 フィンセント・ファン・ゴッホ 「ゴーギャンの椅子」 (ファン・ゴッホ美術館)
〇 エドガー・ドガ 「踊りの稽古場にて」 (ポーラ美術館)
〇 エドガー・ドガ 「エトワール」 (オルセー美術館)
〇 浜口陽三 「ロビーナのさくらんぼ」 (武蔵野市立吉祥寺美術館)
〇 アンリ・マチス 「縞ジャケット」 (石橋財団 ブリヂストン美術館)
上から3段目。
〇 ピエール=オーギュスト・ルノワール 「すわるジョルジェット・シャルパンティエ嬢」 (石橋財団 ブリヂストン美術館)
〇 藤田嗣治 「ドルドーニュの家」 (同上) 2枚同じ絵はがきを並べてしまったのは、ブリヂストン美術館へは何度も通ったため、あしからず…。
〇 岡鹿之助 「セーヌ河畔」 (同上)
〇 東山魁夷 「スオミ」 (泉屋博古館)
〇 小林古径 「人形」 (同上)
上から4段目。
〇 フィンセント・ファン・ゴッホ 「ひまわり」 (東郷青児記念SOMPO美術館)
〇 グランマ・モーゼス 「春うらら」 (同上)
〇 パウル・クレー 「花ひらく木をめぐる抽象」 (国立東京近代美術館)
〇 古賀春江 「海」 (同上)
〇 ラウル・デュフィ 「オペラ座」 (ザ・フィリップコレクション)
〇 ラウル・デュフィ 「オーケストラ」 (石橋財団 ブリヂストン美術館)
最下段。
〇 ベルナール・ビュフェ 「目玉焼きのある静物」 (ニューオータニ美術館)
〇 ウジェーヌ・カリエール 「洗面(カリエール夫人、エリーズ、レオン」 (カリエール展)
〇 江戸時代制作 「扇面藤葵牡丹模様打掛」 (サントリー美術館)
〇 江戸時代制作 「秋草扇面散蒔絵料紙箱」 (同上)
最後に、原左都子の“戯言”だが。
いやはや、この作業は予想以上に疲れた…
すべての解説は、絵はがき裏面に記載されている“いとも小さき記述”に従ったのだが。
60代半ばに達し未だ“老眼鏡要らず”の我が目を誇っていた身にして、さすがに今回は「虫眼鏡」のお世話になった。😵
ただまさに当分美術館や博物館へ当分行けない身にして、我がその遍歴を少し振り返ることが叶った事は確かだ。
過去において我が娘が美術分野への進路を目指すずっと以前より、私は娘を伴って美術館・博物館等々へと積極的に娘を誘(いざな)ったものだ。
そんな我が時代を思い起こすためにも、 “新型コロナウィルス自粛要請”が続く限り、時にはこのシリーズをエッセイテーマとして取り上げようと志している。 😃