(冒頭写真は、原左都子がミュージアムショップで購入した絵はがきの一部。)
何本か前に公開した「原左都子コレクション」シリーズ2本目になるが。
vol1 同様、 以下にそれぞれの絵はがきの解説をさせていただこう。
最上段左から
〇 徳永陶子 「扇・冬秋夏春」 (想像教育センター)
〇 徳永陶子 「無限一水」 (想像教育センター)
〇 ジョアン・ミロ 「花と蝶」 (横浜美術館)
〇 藤田嗣治 「バラ」 (青山ユニマット美術館)
〇 シェレ、ジュール 「Libraie Ed. Sagot」 (印刷博物館) 注釈: シェレはフランスの画家だったが、イギリスで石版印刷術を研究し、帰国後、色彩豊かな大判のポスターを数多く作った。 このポスターは、パリの本屋 エド・サゴの広告ポスター。
〇 パウル・クルー 「攻撃の素材・精神・象徴」 (横浜美術館)
2段目左から。
〇 エジプト第3中間期王朝 「彩色木棺」 (松岡美術館)
〇 片岡球子 「富士」 (横浜美術館)
〇 小磯良平 「踊り子二人」 (泉屋博古館)
〇 ドガ・エドガー 「花束を持つ踊り子」 (大塚国際美術館)
〇 ルノワール・オーギュスト 「ピアノに向かう娘たち」 (同上)
〇 ゴッホ・フィンセント・ファン 「ヒマワリ」 (同上)
3段目左から。
〇 クロード・モネ 「しゃくやくの花園」 (国立西洋美術館・松方コレクション)
〇 アンリ・マチス 「金魚」 (The State Pushikin Musium of Fine Art,Moscow )
〇 コルネリス・へーム 「果物籠のある静物」 (国立西洋美術館)
〇 ジャン=シメオン・シャルダン 「プラムを盛ったボウル」 (The Phillips Collrection )
〇 アンリ=ジャン=ギヨーム・マルタン 「花と泉水」 (国立西洋美術館・松方コレクション)
最下段左から。
〇 ポール・セザンヌ 「舟にて」 (国立西洋美術館)
〇 モーリス・ユトリロ 「モンマルトルのキュスティーヌ通り」 (松岡美術館)
〇 マイケル・フランシス 「アンティークスザニコレクション 写真右:綿地に絹刺繍 ブラハ、 写真左:綿地に絹刺繍 シャフリシャブス」 (大倉集古館)
〇 「金製の半月型装飾」 紀元前2400ー前2000 アイルランド (大英博物館展)
ついでに“おまけ”だが。
これは、上記の「プーシキン」展(2005.10~12開催)観賞のため東京都立美術館へ訪れた際に、無料配布していた アンリ・マチス作「金魚」のポスター。 (360mm × 500mm)
参考だが、本物は2~3メートル長方形四方の大型大作だった。
このマチスの大作 「金魚」 が大いにお気に入りの私にとって、今でもこのポスターは宝物だ。
台所に飾ったらあれから15年の年月が経過した今となっては油まみれだが、その風情が何だか“アンティーク調”を醸し出し、また別物として素晴らしい我がコレクションである。 (マチスさん、芸術を冒涜して申し訳ございません!)😝
今回も前回同様、絵はがきの裏面に記されている注釈に(虫眼鏡に依存しつつ😰 )忠実に従って記載した。