原左都子エッセイ集

時事等の社会問題から何気ない日常の出来事まで幅広くテーマを取り上げ、自己のオピニオンを綴り公開します。

国内でもやっと“新型コロナワクチン”開発か?

2020年04月27日 | 医学・医療・介護
 今夜深夜より当該gooが またもや! 自社サービス拡大のためにメンテナンスを実施するとの予告を承知している。


 どうやら、明日午前中まではそのためにgoo編集画面が閉ざされるようだ。


 それに先立ち、先程見たネット情報を公開しておこうと志した。


 早速、以下にその情報を引用しよう。

塩野義薬、新型コロナの予防ワクチン開発を正式決定
2020/04/27 15:30
 塩野義製薬は27日、新型コロナウイルス感染症に対する予防ワクチンの開発を正式に決定したと発表した。
同社は14日に、公的機関やアカデミア、パートナー企業と連携し、治療薬の創製、ワクチンの開発、抗体検査キットの提供に向けた取り組みを進めていると発表していた。
ワクチンの開発については、塩野義のグループ会社であるUMNファーマが、国立研究開発法人日本医療研究開発機構が支援する研究開発課題である「新型コロナウイルス感染症のワクチン開発に関する研究」に3月から参画しており、UMNファーマの有する組み換えタンパク抗原の作製を進めている。
今回、このワクチンの開発を新型コロナウイルス感染症治療薬の創製と並ぶ最優先プロジェクトの一つに位置付け、速やかな非臨床および臨床試験への移行と、1000万人規模の提供を可能とするスケールアップ検討に着手できるよう、取り組みを加速することを決めた。現時点では、年内の臨床試験開始に向け、厚生労働省や独立行政法人医薬品医療機器総合機構、国立感染症研究所などと協議・相談を進めているという。


 私見だが。
 
 塩野義製薬とは私が過去に某医学関連企業に勤務していた頃より、新薬開発や新医学検査開発に於ける“ライバル企業”の位置づけにあったと記憶している。
  
 おそらく私が過去に所属していた民間企業も既にその分野の医学検査や新薬・ワクチン開発に勤しんでいることだろう。


 明日から当該gooが半日もの長き時間帯に及び 「編集画面」を閉鎖するとの情報を得て、この話題を急いで記させて頂いた。

 (gooの編集画面が自由に使用出来るようになった後に、追加文書を書かせて頂きたく考えております。)

家庭環境に問題がある子ども達のケアこそが重要

2020年04月27日 | 教育・学校
 「学校の始業を9月に仕切り直してほしい」。

 巷では、こんな意見も出始めているようだ。



 我が家は、娘が3年生3学期に転校した公立小学校と目と鼻の先の距離にある。
 いつもならチャイムや校内放送がうるさい環境下なのだが、3月以降校舎は“もぬけの殻”状態だ。
 それは正直言って嬉しい反面、はやり子ども達の事が気がかりだ。
 日々一体何をして暮らしているのだろう? 
 少し前までは街や公園で子ども達をよく見かけたが、自宅自粛の教育が強化された今、綺麗さっぱり子ども達の姿を見なくなった。

 5月6日までの国家や地方自治体の「自粛指導」も気がかりだ。
 その先の方針に関しては、5月6日のその日に発表する意向のようだが…😲 


 今朝方ネット上で見つけた情報の一部を、以下に引用しよう。

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で小刻みに休校が延長されている学校現場から、そんな声(冒頭に記した“学校始業9月案)が漏れ始めた。 背景には学校再開時の感染リスクへの懸念、その場しのぎに見える対応への不信感もあるようだ。国際的には「9月入学」が主流だが、この時期の急な制度転換が現実的に可能なのか-。 
 休校の約2カ月分を取り戻すため授業は“詰め込み”になる。 生徒が密接する対話学習はなし。 前を向いて黙々と給食を食べさせ、休み時間は友達とも近づき過ぎないよう口酸っぱく注意しなければならない。 
  マスクや消毒液は現場でそろえるしかない。 教室には校内放送には使えないブラウン管テレビしかない。 「こんな状態の学校に来させて、次の学年に送り出していいものか」。 いったん収束しても再び感染が広がる懸念がある以上、「いっそのこと欧米諸国と同じ9月始業に改めていいのではないか」と思える。 
 福岡県立高校の男性教員(30)は再開が不透明な中での授業の準備、授業参観や運動会のシミュレーションに徒労感を覚える。 「無駄になるかもと思いながらやっている。仕事ってそういうものなのかもしれないけど…」。 休校が延びるたびに計画は練り直し。 「国が率先して9月始業と決めてくれた方が、急ピッチでオンライン学習の準備に注力できるのに」と話す。 
 9月入学は、大学を軸に過去にも議論されてきた。 文部科学省は2008年、学校教育法の改正施行規則で入学時期を学長判断で決められるようにした。13年には文科省が有識者会議を設け、留学や長期インターンシップにつながるという利点をまとめている。 
 16年度には国公私立大の4割近くが4月以外の入学制度を設けたが、60万人以上いる大学全体の入学者に対し、4月以外の入学は約3千人、その約8割は留学生だった。 
 新型コロナの影響による休校長期化に伴って9月入学・始業を求める声が出始めていることについて、萩生田光一文科相は24日の記者会見で「さまざまなところで声が上がっているのは承知している」「あらゆることを想定しながら対応したい」と述べた。 
 一方、元文科省官僚の寺脇研さんは厳しい見方を示す。 「企業の採用にも影響するし、導入するにも大議論が必要。夢のような話をする時ではない」。 学校は再開時に即応できる準備をしておくことが重要であり、現時点で優先すべきなのは困難な家庭環境にある子どもたちのケアだと指摘。 「心と体は大丈夫なのか。確認方法も含めて考えてほしい」と強調した。 

 (以上、ネット情報より一部を引用したもの。)


 私見に入ろう。

 上記ネット情報の最後の部分、寺脇研氏のご意見が正論ではなかろうか?
 “コロナ混乱”に便乗して突如“付け焼き刃”的に「9月新学期制」を採用するなど、無謀にも程があるというものだろう。😵 
 確かに、現在の政府の“新型コロナ対策”は“行き当たりばったり的であり、深い思慮の上で国民を指導しているとは到底思えない。
 安倍氏の突発的な発想ばかりが先走りして、それに国民皆が翻弄されている現状と表現するべきだろう。
 
 私事を語ると。
 我が家など娘幼少時より、母親の私がサリバンをずっとやり遂げている家庭である。
 そんな我が家に於いては、たとえ学校が休校になろうが何らの影響も無いどころか、むしろ中途半端に学校へ行かせるよりも、このサリバンに娘の教育を全面的に任せて貰えたほうがよほど手っ取り早いのに…と、嘆くこともよくあった。 (もちろん、集団生活を経験させ社会性を身につけさせるとの意味合いで、学校との場が役立ったとも言えるのだが。 反面、いじめに遭い転校を余儀なくされる等々、大変な思いをさせられ続けたものだ…)

 ただ、上記一番最後の寺内研氏のご意見は、もっともだろう。
 現時点で優先すべきなのは困難な家庭環境にある子どもたちのケアだと指摘。 「心と体は大丈夫なのか。確認方法も含めて考えてほしい」とのご記述。
 おっしゃるとおりだ。
 そして我が家の事例などはおそらく少数派に過ぎず、この世は困難な家庭環境にある子ども達で溢れていると言って過言でない事であろう。

 学校の先生達よ、今は政府や自治体の中途半端な指導に翻弄され、身動きがとりにくい環境下で混乱を来たすしか方策がとれない状況なのであろうが。
 ここは突如と「9月新学期制」案を持ち出すことなく、どうか、困難な家庭環境にある子ども達に主眼を置きつつ、そのフォローを最優先で行って欲しいものだ。