朝日新聞 “悩みのるつぼ” の相談に毎週目を通していると。
「これ本気で相談しているの?」 あるいは、「何が言いたくて相談として投稿したの??」と呆れ果てる相談内容に時折出くわす。😖
こんなくだらない相談をよくぞまあ朝日新聞社も取り上げたものだ、とかなり胡散臭く思いつつも。
昨日2022.08.01付“悩みのるつぼ”、20代女子大生による「頼れる彼氏か、気が合う後輩か」と題する相談内容を、以下に要約して紹介しよう。
20代女性、大学生だが。
今、私はサークルで知り合った彼氏がいる。 しかし最近、同じサークルの後輩男子が私のことを好きだと言っているとの情報が私の耳に届いた。
後輩とは音楽、映画、テレビの好みがとても合い、以前からおすすめの情報を交換し合う仲だ。 また最近はデバイスで同時に映画を再生できるネットサービスを使い、2人で通話をしながら映画を見たりしている。 そのことを彼氏には言っていない。
今の彼氏は趣味などがあまり合わず、得意なことが正反対のため補い合えるような関係だ。 彼氏は能力が高く、困っていることがあると親身に相談に乗り解決してくれる。
一方、後輩とは性格が似ていて好みがあい、ルックスも彼氏より整っているが、自分より年下ということで今の彼氏のように相談したりはしづらい。 私は元々自分の好きなテレビ番組を一緒に楽しんで見るような事が出来る「彼氏」が欲しいと感じていたので、「彼氏」の理想像としては後輩が近い。
サークル内の人間関係は一生続くものなので壊したくないのと、私は早く結婚しいため、ここでの決断が一生の決断になる可能性があると思うと何事も思い切れない。 私はどうするべきか。
(以上、“悩みのるつぼ”相談内容を要約したもの。)
原左都子の私見だが。
アホらし過ぎて、このエッセイ書き続けるのが嫌になってしまったが…
彼氏と付き合っても後輩と映画を楽しんでも、別に貴方の好きにすれば良い話なのだけど。
大学で何を学んでいるのかなあ? どんな講義が好きで、如何なるテーマで卒論を書こうとしているのだろう。 大学院進学の意思はあるのかな?
将来は何になりたいのだろう? えっ、お嫁さんだって??? 😵
その前にとりあえず自身の専門を活かして、一度は就職もするのだろうし。
そのための資格取得等や実習も日々こなしながら、その合間に彼氏やその他と付き合うのが(私の感覚では)普通の大学生だよねえ。 その彼氏や後輩と、今学んでいる学問や将来の夢を語る機会も多いはずだし。
サークル活動も決して悪くないよ。 ただしそれが“一生の関係”って、一体どんなサークルに入っているのだろう??(何だか怖さすら感じるが…) 今はそう信じているかもしれないが、そんな事は長い一生に於いて、後で考えれば“一時”の思い出だなあ。
ずっと以前にも、この“悩みのるつぼ”に「A男かB男かどちらにしよう?」との同趣旨の相談があった。
その相談者とはバツイチ高齢域に達しようとしている女性だったが、そのアホさ加減にほとほと呆れ果てて、真面目な回答を考える気が失せた記憶がある。
今回の相談の場合、人生この先長い20代の女子大生との事であるため、この原左都子が少し真面目に回答に取り組んでみよう。
相談者がもしも大学の学業にさほど興味が無く卒業後就職する気も一切無く、本気で現彼氏か後輩の二者択一で結婚相手として選択しようと志しているのならば。
もっと本気を込めて、その結婚活動に取り組んではどうだろう。
その場合相談者はご両人に対して、明白に「結婚を前提として付き合いたい!」と宣言するべきだ!
意地悪ばあさんの原左都子の目には、その言葉に仰天した若き男2名が一目散に貴方から逃げる姿が見える気がする。😲
そんなものじゃなかろうか? 二股掛けの軽率な恋愛の結末とは。 (経験者は語るじゃないけれど…😝 )
いやそうじゃない、私は本気だ! と相談者が言うのなら、まずどちらに本気なのかその選択先を自分自身で明白にしよう。
もしもそれが出来ないのならば、今は彼氏とも後輩とも「結婚」など意識せずして、気軽に仲良し友達としてお付き合いを続行して楽しい時間を過せば済む話だろう。
ただ人生の先輩の立場として、どうしても若き貴方の軽率さが気に掛かる。
そんな貴方にお勧めなのはせっかく大学生の身分なのだから、やはり大学の学業も就活も頑張る事だ! その努力を今現在しないことには、将来的に貴方には何らの付加価値も付きそうもない。
もしかしたら、周囲の誰もが相談者のごとく“お気軽学生”揃いレベルの大学なのかな?? (失礼な発言であったらお詫びするが。)
そうだとしても、学生である若き今こそが“頑張り時”であることには絶対間違いない!
今何処かの方面で“頑張り力”を発揮しておかないことには、実際“コロナ禍”なる今後の世界の見通しがつなかい超不確実性の高い時代に世は突入してしまっている。
どうか今後逆境の世に生きる力を磨くためにも、現在の自身の身の振り方を学生である今のうちに真剣に再考されますように。