原左都子エッセイ集

時事等の社会問題から何気ない日常の出来事まで幅広くテーマを取り上げ、自己のオピニオンを綴り公開します。

映画「ドラえもん のび太の新恐竜」 ー 白亜紀への壮大な旅 ー

2020年08月25日 | 教育・学校
 (冒頭写真は、昨日猛暑の中観賞してきた映画「ドラえもん のび太の新恐竜」入口にて配布されたプレゼント冊子。)


 ここのところ35℃を超える猛暑続きのため、熱中症を警戒しランニング練習が不能な日々が続いているが。
 せめてウオーキングでもせねば身体が老化の一途、と多少焦り感も漂い始めていた。😫 
 
 そうだ! 自宅から歩いて行ける距離の映画館へ運動がてら映画を見に行こう!
 と昨朝突如思いつき、早速冒頭映画をネット予約した。
 徒歩で行けるとは言っても、片道優に2㎞ある。 (普段5㎞ランニングに慣れている身としては、それくらい歩くのは“へのかっぱ”であるものの…
 さすが昨日の猛暑の中、昼過ぎのアスファルトの道を歩くのは難技だった。 日傘をさし片手でハンカチで汗を拭き取るのだが、その汗の量が映画館へ着く頃には絞れる程になった…

 無事に映画館へ到着。
 今回の「ドラえもん」映画は、“親子連れ用の家族会場”としてコロナ対策セッティングがなされていた。
 おそらく単身で行ったのは私一人だけだろうが、これが功を奏して周囲にほぼ観客がいない環境下で映画を楽しめた。


 さてこの映画、前評判が良いらしい。
 昨年公開のドラえもん映画(宇宙戦争もの)にかなり失望していた私にして、如何なる意味で評判が良いのか不明にして多少期待していたのだが。


 ストーリーの滑り出しからして魅了された。
 夏休み中にのび太が友達と訪れた「恐竜展」にて、自分で掘り起こした化石を持ち帰る。 
 「この化石の中に、絶対恐竜の卵が入っている!!」と信じるのび太。

 そんなのび太の思い通り、その化石の中には恐竜の卵が入っていた!! (ここで一旦原左都子の勝手な感想だが、のび太ってそんな夢を叶えられる資質を持って生まれた子のように感じる。 何と言うのだろうか私自身が教員経験者の身にして、この子って未来性がある! と直感出来る子が現実世界にも確かに存在した。 その子達の卒業後のことは知らない無責任さであるものの…😜
 
 ある朝のび太の部屋で化石の中の卵から、確かに恐竜の双子の赤ちゃんが誕生した!!
 その鳴き声を聞き、のび太は片方を“ミュー” 片方を“キュー”と名付ける。
 ドラえもんの提案により、室内で“ジオラマ”をドラえもんの魔法で作りその中で育てることとした。
 その恐竜の赤ちゃん達は順調に成長し…
 ある程度大きくなった時点で、これまたドラえもんの提案と魔法でこの恐竜が暮していたと想像可能な「白亜紀」に戻すこととした。
 
 ここに至るのび太の研究熱心な姿も素晴らしい。
 図書館へ行っては、自分が室内で飼っている恐竜が如何なる時代に生きていた如何なる種類なのか熱心に調べ上げる作業を成すのだ!
 (またもや我が感想だが、科学者とはそもそもこの種の経験を子どもの頃から自然と積みつつ後々その花を咲かせるべきであるはずだ。 のび太のそんな優れた探究心を何故学校の教員や周囲の大人どもは理解出来ず、テストの点数にばかり目が行き、のび太を劣等生として扱うのか!?? この実態こそが、現在の我が国の義務教育の恥ずべき部分では無いのか???  テーマがズレた点、お詫びします…)


 そうこうしてのび太とドラえもん、そしてその仲間は、ミューとキューを引き連れて、白亜紀への壮大な旅に出る。


 ところで、この映画で描かれている恐竜たちのリアルな姿が実に素晴らしい!

 少し、昨日プレゼントで頂いた小冊子よりそれらの説明箇所を引用しよう。


        


        


 原左都子自身は、恐竜世界にはまったく詳しくないのだが。

 昨日観賞したドラえもん映画にて、その片鱗を学習出来た気がする。
 それ程に、この映画は恐竜が生きた時代の史実に忠実に描かれていた。


 どうやら膨大な制作費をかけてこの映画は制作されたようだが。
 それに値する作品に仕上がっていると、高評価申し上げたい。 


 皆さんも、“コロナ禍対策”が万全に採られている映画館にて、観賞されては如何でしょうか。