昨夕のことだ。
私が夕食準備中に、集合住宅1階の正面玄関からインターフォンが鳴った。
こういう私が手を離せない場面では、正面玄関からのインターフォンにとりあえず私が応えておいて。
上階の我が家の玄関口には、亭主に対応してもらう取り決めとなっている。
さて、宅配員が上階我が家の玄関口にやってきた。
亭主が出ると、どうやら娘宛の宅配便だったようだ。
何だが二人が楽しそうに会話をしているのが、台所まで少し聞こえてくる。
宅配物を受け取った亭主が、台所の私の所へやってきた。
そして言うには。
「宅配の若き青年が宅配物に書かれている娘の名前を見て、褒めてくれたよ!」
かなり驚いた私!
「え~~~。 その人、娘の名前の意味が分ったのかなあ?!?」
亭主、「もちろん分かって、その名前に感動した! と言ってくれたよ!!」
私、「そうならば、名付け親の私が対応すれば良かったなあ。 なかなか希少価値なのよ、娘の名前の意味が分かって褒めてくれる人は。 その青年、学生アルバイトか何かで宅配員をやっているのだろうか? 大学で“古代ギリシャ哲学”でも学んでいる最中なのかもしれないね。 いや、残念! ホントに私が対応して、いろいろ語り合いたかったなあ。」
実際娘の名前の意味が分かる人は、ほぼいないに等しい。😪
娘が私立中学へ進学して後は分かる人も増えてきたが、それまでは散々な目に遭って来ている。
「(娘の名前はカタカナだが)、両親のどちらかが外国人ですか?」
(勘弁してくれよ! だ。 この母の私がフランス人にでも見えるか?!?)😵
その命名の意味を尋ねてくれる場合は、まだしも救われたが。
その意味を説明すると、今度は「お父さんは何の職業ですか?」と来るのもいつものことだ。
「母の私が命名しました!」と何度反論に出たことか!!
そうこうして娘も既に社会人5年目となり。
その娘が就活にて就職先ゲットが叶ったのも、もしかしたら娘の名前も少しは役割を果たしたかもしれない。
やはり就活面談にて、“名前の由来”を聞かれたらしい。
素晴らしかったのは、その職場では“両親”の職業を尋ねてくれたようだ。 (後で分かったが、父の職業(物理学研究者だが)はともかく、母の(医学分野も含めた)職業を一言で伝えるのは難儀な技だ。 娘はとりあえず“高校教師”のみを応えておいたとの事だった。
(う~~~~~~ん。 まっ、いいか…… )😖
昨日我が家を訪れた某社の宅配員さん。
次回お越しの際は、娘の名付け親であるこの私めが是非共対応申し上げます!
またのお越しを心よりお待ちしております!! 😍