原左都子エッセイ集

時事等の社会問題から何気ない日常の出来事まで幅広くテーマを取り上げ、自己のオピニオンを綴り公開します。

宅配員に娘の名前を褒められた!

2020年08月05日 | 雑記
 昨夕のことだ。

 私が夕食準備中に、集合住宅1階の正面玄関からインターフォンが鳴った。

 こういう私が手を離せない場面では、正面玄関からのインターフォンにとりあえず私が応えておいて。 
 上階の我が家の玄関口には、亭主に対応してもらう取り決めとなっている。


 さて、宅配員が上階我が家の玄関口にやってきた。
 亭主が出ると、どうやら娘宛の宅配便だったようだ。

 何だが二人が楽しそうに会話をしているのが、台所まで少し聞こえてくる。

 宅配物を受け取った亭主が、台所の私の所へやってきた。
 そして言うには。
 「宅配の若き青年が宅配物に書かれている娘の名前を見て、褒めてくれたよ!」


 かなり驚いた私!
 「え~~~。 その人、娘の名前の意味が分ったのかなあ?!?」

 亭主、「もちろん分かって、その名前に感動した! と言ってくれたよ!!」

 私、「そうならば、名付け親の私が対応すれば良かったなあ。 なかなか希少価値なのよ、娘の名前の意味が分かって褒めてくれる人は。 その青年、学生アルバイトか何かで宅配員をやっているのだろうか?  大学で“古代ギリシャ哲学”でも学んでいる最中なのかもしれないね。 いや、残念! ホントに私が対応して、いろいろ語り合いたかったなあ。」


 実際娘の名前の意味が分かる人は、ほぼいないに等しい。😪 

 娘が私立中学へ進学して後は分かる人も増えてきたが、それまでは散々な目に遭って来ている。
 「(娘の名前はカタカナだが)、両親のどちらかが外国人ですか?」
 (勘弁してくれよ! だ。  この母の私がフランス人にでも見えるか?!?)😵 


 その命名の意味を尋ねてくれる場合は、まだしも救われたが。
 その意味を説明すると、今度は「お父さんは何の職業ですか?」と来るのもいつものことだ。
 「母の私が命名しました!」と何度反論に出たことか!!


 そうこうして娘も既に社会人5年目となり。
 その娘が就活にて就職先ゲットが叶ったのも、もしかしたら娘の名前も少しは役割を果たしたかもしれない。
 やはり就活面談にて、“名前の由来”を聞かれたらしい。
 素晴らしかったのは、その職場では“両親”の職業を尋ねてくれたようだ。 (後で分かったが、父の職業(物理学研究者だが)はともかく、母の(医学分野も含めた)職業を一言で伝えるのは難儀な技だ。 娘はとりあえず“高校教師”のみを応えておいたとの事だった。
 (う~~~~~~ん。 まっ、いいか…… )😖 



 昨日我が家を訪れた某社の宅配員さん。

 次回お越しの際は、娘の名付け親であるこの私めが是非共対応申し上げます!
 またのお越しを心よりお待ちしております!! 😍