原左都子エッセイ集

時事等の社会問題から何気ない日常の出来事まで幅広くテーマを取り上げ、自己のオピニオンを綴り公開します。

本日は “不動産貸付代行業” を遂行

2020年10月05日 | 自己実現
 現在高齢者介護施設に暮らす義母所有物件の「不動産貸付業」を義母長男夫妻である我々が引き継いで、8年程の年月が流れている。



 この秋、当該不動産物件の賃借人が2件相次いで退室した。

 不動産賃貸業とは、賃借人に入退室等の動きが無ければ普段は月々の賃料を管理するのが主たる業務であり、比較的ラクな生業なのだが。
 一旦退室者が発生すると、退室後のリフォーム確認等々のため現地へ足を運ばざるを得くなる。



 本日は、一室の退室後の室内確認、及び一室のリフォーム完成確認のため亭主と共に現地へ出かけた。
 
 リフォーム会社担当者及び管理代行業者担当者の説明を受けつつ、先に退室後の室内確認を実施した。
 単身男性に15年もの長きに渡り住んで頂いた部屋だが、予想以上に綺麗に部屋を使われているのに驚いた。 通常ならば、これだけの長期間居住頂くと高額のリフォーム料金計上とならざるを得ないのだが、それが避けられそうで一安心だ。

 ただ、15年との年月の間に“不動産賃貸業界に於ける常識”も大幅に変容している。
 例えば現在の賃貸物件とは、「モニター付きインターフォン」「洗浄便座付きトイレ」「システムキッチン」装備が常識とのこと。  賃借入居希望の皆さんの目も肥えていて、それらが装備されていないと入居を敬遠されるとのことで、それらの工事を発注した。

 経年劣化のクロスや床の交換は常識範囲だが。 
 この義母物件、賃貸物件としては珍しく立派なフローリングが成されている。
 これの賃貸人、賃借人の“費用負担”に関して、本日管理代行会社と詳細を話し合った。 代行会社によれば、経年劣化部分に関しては当然ながら賃貸人負担とのこと。 賃借人の過失や不注意等による瑕疵部分に関しては当然ながら賃借人負担、とのご回答だった。 ただし、賃借人に退室時に多大な負担が発生しないよう最初の入居時にそれに関してあらかじめ適切な指導を施す、との回答を聞き、ある程度安堵した。


 次なる仕事は、リフォームが終了した別室のリフォーム完成点検だ。

 正面玄関から足を踏み入れるなり、そのリフォームの素晴らしき出来映えに感動した!
 実はファミリー向けのこの部屋は既に入居者が決定している。
 何でもリフォーム途中で、「是非共この物件に住みたい!」と申し出て下さった地元の方がいらっしゃったらしい。 どうやら前々から狙っていたらしく、リフォーム途中で賃貸借契約申込みを受け付けている。
 何とも有り難い話だ。 確かに私もこの部屋へ入った途端に、(私もこの部屋に住みたいかも!)と実感した。

 昨年秋に賃貸借契約締結に持ち込んだロフト付きモダン仕様の別室よりも、こちらの部屋の方がずっと快適に暮らせそうな実感が抱けるのだ。

          
  (参考までに、そのモダン仕様別室の写真を再掲載させていただいた。 いや~~、高齢者にとってはこの段差は日々の生活に差し支えるなあ…😭  参考だが、この部屋には現在若きファミリーにお住まいいただいている。)


  
 本日一室の退去確認を終了したため、後はそのリフォーム完了及び入居者報告を待つのみだ!

 不動産管理代行業者さま、是非良き入居者をご紹介頂けますように。😊