今回のエッセイは、前回のテーマの続きとなるが。
冒頭から、朝日新聞昨日2021.04.30の社説「五輪とコロナ 冷静な目で見実現見る時」の一部を、以下に引用しよう。
東京五輪・パラリンピック組織委員会のHPにて、コロナ対策の一環としての選手やコーチ向けの行動規範の改訂版が公表された。
〇出国前96時間以内に2回、入国後は毎日感染の有無を検査する 〇移動は専用車を使い、行き来は競技場、練習場、宿泊施設のみとする 〇違反したら出場させない … など、それ自体は専門家の意見を踏まえて厳しいものになっている。 問題はこれにどう実効性を持たせるかだ。
選手だけで1万人超、役員・関係者を加えると、その数倍もの人が世界から集まる。 対応は容易ではなく、結局は一人ひとりの認識と協力に頼らざるを得ない。 選手らには入国前から練習を認めるなどの特別措置がとられるだけに、逸脱があれば大会総体に厳しい批判が向けられよう。
国内観客の取り扱いは6月まで先送りとなった。 これも理解に苦しむ。
更には、組織委が日本看護協会に看護師500名の派遣を求めて分かった。 その根拠等や政府答弁についての説明は一切無い。
こんなやり方で同意を取り付けられるはずがない。 組織委は、国民の生命・健康よりも五輪優先の発想で動いている。
その医療体制や情報共有のあり方を巡って、丸川五輪相と小池都知事がやり合う光景もみられた。 以前も財政負担問題で不協和音を響かせ、国民を呆れさせた二人だ。 (中略)
「開催は決まっている。問題はどう開催するかだ」。 そんな言い訳はもはや通らない。 冷静な目で現実に向き合う時だ。
(以上、朝日新聞「社説」より一部を引用したもの。)
私見に入るが。
まずは、五輪とは無関係の分野の我が感想を書かせていただこう。
あの、丸川って言う奴、(いや失礼! 丸川五輪相だが)、どうやらいつも自民党政権から真っ先に取り上げられているようだが。
まったくもって女だからといって取り上げられて、よくぞまあ、のこのことそれに応じるものだと私は以前より呆れ果てている。
元アナウンサーで(一応喋り力があるのと)世に知名度があるのが取り上げられる一番の理由なのだろうが、まずは取り上げる側の安直さに嫌気がさす。
丸川氏本人も何を勘違いしているのか?!
特に同性である女性に喧嘩を売るのがお好きな様子だ。 これに関しては上記朝日新聞「社説」内にも取り上げられているが。
丸川氏との人物とは、同性である女性政治家に対し喧嘩を売ることがご自身の仕事と履き違えいつも焦っている様子と、我が目には映る。 端で見ていて何ともみっともない丸川氏の姿だ。
今後は少し冷静になって、ご自身の本来の役割を果たされては如何か??
(都知事小池氏に関しては、事案の内容に関する論評はここでは置いておくが、ともかくいつも冷静沈着で取り乱さない態度を私は一応評価している。)
さて本題に戻ろう。
と思ったが、JOC会長に指名された橋本聖子氏にも一言もの申したい。
この方も“自己の思想・主張”が感じ取れない人物だ。
今回は森喜朗氏辞任後の突然の会長就任だったとの事情があるにはあるが。 それにしても、このコロナ禍での大混乱の中でのJOC会長の任務の厳しさは予想出来たはずだ。
周囲からの巨大圧力があり引き受けざるを得なかったのではあろうが、その後の発言が貧弱過ぎる!
しどろもどろに「無観客の開催を目指したい…」どうのこうのと発言するのが貴女の今の任務なのだろうか!!?
要するに“女性起用”を叫ぼうが、これが実態なのだろう。
結局、我が国に於ける“女性起用”の目的とは、男社会に於いて “ちょっとだけ著名で使い勝手がよい女を表に出して陰で男がその女を操る構造” が歴然だ。😨
あっとっと。
ついつい壊れたキーボードを打つ手に力が入ってしまい、話題が大幅にズレてしまったようだ… 😲
要するに、元々2020東京五輪反対派である原左都子としては。
これ程“コロナ禍”医療現場が逼迫している現状下に於いて、東京五輪開催は即刻中止にするべき!、と言いたかったエッセイとの訳だが…