原左都子エッセイ集

時事等の社会問題から何気ない日常の出来事まで幅広くテーマを取り上げ、自己のオピニオンを綴り公開します。

義母の「不動産貸付業・青色申告」が1月29日に迫っています。

2024年01月23日 | お金
 (冒頭写真は、義母の「不動産貸付業・青色申告」用に原左都子が作成した書類の一部。 個人情報保護上の関係で裏面から撮影しています。)


 私がこの義母の「不動産貸付業・青色申告」を代行するようになってから、既に10年以上の年月が流れているだろうか。

 毎年この時期になると「青色申告日」を迎えるため、年が明けた頃よりその準備を開始する。

 何故、長男の妻である“他人”の私が義母の青色申告代行を務めているのかを説明するならば。
 私が2度目の大学・大学院にて「経営法学修士」を取得している関係で、国税庁に「税理士試験・税法3科目免除」申請を提出して(要するに、税理士資格の半分を取得しているとのことだが。)それを無事通過している故だ。


 何と言っても「青色申告」は係員が大変親切に対応して下さるため、特段税務に関する知識を備えていない立場の方とて、十分に申告可能であろう。

 ただ私の場合は、上記の如く「税理士試験・税法3科目免除」を国税庁に提出している身にして、ある程度のプライドはある。😜 
 それ故に、毎年必ずや申告書をほぼ仕上げて青色申告会へ出向いている。

 過去に一度、少し意地悪な青色申告担当者に当たったことがあり、結構申告内容の細部まで弄り回されて絞られた経験があるのだが…
 その時は、そのお蔭で私が計算した税金額よりも結果として納める税金が少なくなったとのメリットがあった。(結局、やはり青色申告担当者は親切であると言えるでしょう!)



 さて、本年申告の(昨年の申告内容の)中での一番の課題は、賃貸物件の大規模修繕工事に伴う「減価償却費」の計算だった。

 昨年夏頃からその工事を開始して、11月頃に終了しただろうか。
 物件の屋根、外壁、ブロック塀、フェンス等々の修繕工事を施し、総額として500万円弱を計上している。
 この「大金」を一度に費用計上するのではなく、「減価償却」なる税務上の手段を施すことにより費用計上を長年間に及び分配することが可能となるのだが。
 原左都子は「経営法学修士」を取得していると言えども、決して不動産物件のその種の計算を学習してきている訳ではない。 
 私の専門はあくまでも「法学」であり、学生時代には「民法」「商法」関連の卒論や、修士論文を仕上げて提出している。

 まあそれでも(おそらく青色申告担当者が実施して下さったであろう)過去の「減価償却計算」の実例を見ればこれを参考にして計算が可能だ。
 そうして、私は、昨年の大規模修繕の際に発生した「減価償却費」の計算をし終えた!


 昨年の義母の青色申告に於けるもう一つの特徴とは。

 義母本人の「医療費」が極端に多額となっている事実だった。

 この税務計算に関しては単なる足し算を施せば済むため、青色申告担当者の我が身としては特段の苦悩は無いのだが。

 今年93歳を迎える義母だが。
 今後ますます体調維持が困難となり、病院受診・薬剤依存の急増による医療費急増を予感させられる今年の青色申告現状である…😨