原左都子エッセイ集

時事等の社会問題から何気ない日常の出来事まで幅広くテーマを取り上げ、自己のオピニオンを綴り公開します。

100mを最俊足で駆け抜けた多田修平選手

2021年06月26日 | 自己実現
 (冒頭写真左は、昨夜開催された 日本陸上選手権・男子100m決勝にて優勝した多田修平選手。)


           

           
 (写真は、ネットより転載したもの。) 



 冒頭より、ネット情報を引用しよう。


  多田修平が初優勝で初の五輪切符 陸上男子100m 

   朝日新聞社 男子100メートル決勝で優勝した多田修平(左)、3位の山県亮太(手前)
 陸上の東京オリンピック(五輪)代表選考会を兼ねた第105回日本選手権大会が25日、大阪・ヤンマースタジアム長居で第2日があり、男子100メートル決勝は、多田修平(住友電工)が10秒15で初優勝し、東京五輪代表に内定した。
 2位にはデーデー・ブルーノ(東海大)、3位には山県亮太(セイコー)がそれぞれ入り、山県は五輪参加標準記録を超えているため、東京五輪代表に内定した。
■陰の存在が主役に
 多田修平が日本選手権男子100メートルで初優勝を飾り、初めての五輪出場を決めた。桐生祥秀や山県亮太らの陰に隠れた4、5番手とも言える存在だった25歳が一気に主役の座に躍り出た。
 関西学院大3年の2017年、自己ベストを前年までの10秒25から10秒07に一気に短縮し、同年にロンドンであった世界選手権で準決勝に進出して脚光を浴びた。しかし、その後は記録が出ても10秒1台。19年ドーハ世界選手権では400メートルリレーの1走として銅メダル獲得に貢献したものの、100メートルでは出場できなかった。
 五輪が1年延長された今年も、春先は調子が上がらなかった。それでも、レースに出場し続けて修正を繰り返した。ついには、今月6日の布勢スプリントで4年ぶりに自己ベストを更新する10秒01をマークして五輪参加標準記録を突破し、日本記録を出した山県に次ぐ2位に入った。
 「久々の自己ベストで気持ちが楽になった。挫折した時期もあったが、あきらめずにコーチらを信頼してよかった」。多田は笑顔だった。
 そして上り調子で迎えた日本選手権。誕生日だった24日の予選と準決勝は、組み合わせにも恵まれた。5人の五輪参加標準記録突破者のうち、ただ1人、他の4人との対戦がなかった。
 「準決勝は理想の走りができた。余力をもって決勝に進める」
 理想的な状況で迎えた決勝を制し、初めての五輪代表の座をつかんだ。

 (以上、今朝ネットにて見たニュース報道を転載したもの。)



 私は東京五輪開催反対派ではあるが。

 ここのところ新記録続出の、当該男子100メートル決勝を大いに楽しみにしていた。
 つい最近、山県亮太選手が日本記録を塗り替えたばかりだ。
 好記録が予想されるこのレースは見ものに間違いなかった。

 さてレースがスタートすると、いつものごとく抜群のスタートを見せたのが多田選手だった。
 これは予想通りだ。
 ここに必ず山県選手が追いつくはず、と思いきや。
 な、なんと! 多田選手がスタート直後の勢いそのままにゴールを切るではないか!!
 こんな凄いレースを今まで見たことが無い。😱 
 私は一人(一人でこのレースを観戦していたのだが)で大興奮して、近隣に響き渡る程の大声で感嘆のエールを多田選手へ贈った!!


 と言うのも、私は実は元々多田選手のファンだ。
 多田選手が陸上短距離界にデビューした関西学院大学の学生だった当初より、その何とも可愛い外見に惚れ惚れしていた。😍  
 こんな可愛い顔をして、いつも誰よりもスタートがピカ一だ。
 その類まれな能力を買われ、五輪等の大大会で男子4×100mリレーでは第一走者を務めてきた。

 昨日の100m走で優勝した多田選手は、今回が初めての五輪代表ゲットだ。

 私は「東京五輪」開催反対派ではあるものの、今回の多田修平選手の100m走優勝を心よりお祝い申し上げたい。😃 


義母が連日「介護施設を変わりたい」と訴えてくる

2021年06月25日 | 医学・医療・介護
 一週間程前からだろうか。
 この訴えが電話にて一日2,3度届く。


 認知症状に加え難聴の悪化が加速し、何が言いたいのやら十分には把握不能なのだが、要するに表題の内容を我が家に訴えてくる。

 もはや嫁の私の声は電話では全く聞こえないとの義母の話をラッキーとして、亭主が毎回電話にて義母対応しているのだが。


 何故今これを義母が訴えてくるのかに関しては、想像がついている。
 義母が最近またもや「お金を取られた!」騒動を施設内でやらかして、施設の職員氏達が“お手上げ”状態なのだ。
 説明を加えると、決して“お金を取られた”のではなく。
 義母は以前より大事なものを室内のあちこちに隠す習慣があり、それを隠したはよかったが、翌日になってその事実を忘却している。
 そして必ずや施設の事務所へ出向き、職員氏相手に大声で「また、お金をとられた!!」と 大騒ぎをしでかす癖がついてしまっている。

 それを多忙な職員氏達が十分に構ってくれないのが、義母には不服の様子だ。 我々保証人としては職員氏達に申し訳ない限りであり、今後この義母の奇行を如何に鎮めるかに頭を悩ませているのだが。


 ところが義母としては、現在の状況が寂しくて仕方がないのであろう。
 そして思いつくのが、「介護施設を引っ越そう!」との発想だ。
 別の施設へ行くと、皆が自分に構ってくれると想像する義母が不憫でもあるが、認知症とはそういうものなのでもあろう。

 具体的に義母が何処の施設へ入り直したいかに関しても、亭主に告げるらしい。
 どうやら義母の薄れゆく記憶の中に、現在の施設入居以前(義母75歳頃まで?)に通っていた病院の情景が蘇るようだ。 義母曰く、その病院長先生がとても優しかったらしい。 いつ行っても義母の話に十分耳を傾けてくれ、義母にとって欲しい回答を寄越してくれたようなのだ。

 そして義母が亭主に言うには、「あの病院へ入院するか、付属の高齢者施設に入り直したいから、貴方が電話で相談して。」
 亭主応えて、「病院とは病人が入るところだから、元気なおばあちゃんは入れないよ。 付属介護施設に入り直すと簡単に言うけど、入居費にいくらかかるか分かっているのか? あの場所は山手線沿線で地価が高いから、施設入居費だって高額だよ。 入居一時金だけでおそらく2,000万円を下らないよ。 それをどこから出せと言うのか。 毎月の入居費だって現在より高くなるよ。 もっと大事な事は、何処へ入居したって職員の待遇は大して変わらないということだ。 それがおばあちゃんは全然分かっていないね。」

 まったく亭主の言う通りなのだが、認知症状も難聴もあって話の1割も通じていない様子だ。 そして、日々2,3回ずつ同じ電話を繰り返し寄越してくる…
 よくぞまあ亭主も根気よく義母の電話に付き合っているものだと、褒めてやりたいものだが。


 思考力の欠片も失ってしまった義母にとっては、自分を大事にしてくれて暮らしやすい“別天地”があると信じたいのだろうが…

 如何に説得すれば現在の施設でおとなしく暮らしてくれるものか、今後に及んで保証人にとっては頭の痛い問題だ。
  

中高生時代に将来やりたいことがある子なんて、ごく少数派では??

2021年06月24日 | 教育・学校
 冒頭から、朝日新聞2021.06.21付記事「今子どもたちは 大学へ行く意味は?質問にドキッ」の一部を以下に引用しよう。

 
 「大学へ行く意味って、なんですか?」
 某中学校で5月の中間テスト前に5日間開かれた「無料自習室」に参加した中3の女生徒レイカさんは、大学生のチューターにそう聞いた。
 私立女子大1年生の某さんは、ドキッとした。 そんなことを考えたことがなかったからだ。
 コロナ禍で失業する人もいる時代だ。 
 保育士の母のように手に職をつけることを優先するなら、普通科よりも商業科へ進む方がいいかもしれない、と最近思う。 でも、兄のように大学を目指すなら普通科。 レイカさんは成績も悪くなく、部活の部長も務める。 母は「大学ぐらいは出ておけば?」というが、「私の心は揺れています」。
 某さん自身は特にやりたいこともないままに勉強し、第一志望に落ちて、私立高校から大学へ進んだ。
 「やりたいことがないという思いはわかる」と応えた。

 (以下略すが、以上、朝日新聞記事より一部を引用したもの。)



 私事に入ろう。

 私が進学した高校は、県内最長の歴史を誇る由緒ある元名門女学校だった。
 既にバックナンバーでも記載済みだが、私自身はその高校へ特段入学したかった訳ではなかった。 単に成績が満たされていたのと、当時は成績優秀な女子は必ずその高校へ行く!なる、世の取り決めのようなものが存在した。
 しかも我が出身郷里は過疎県。 元々高校数が少なく選択肢の幅がごく狭かった。 
 まあそれでも高2の秋頃までは未だキャピづく少女だった私は、級友たちとそれなりに仲良くしつつ勉強にも励んでいた。

 自己の進路を明確にするべく高2の秋頃になり、私は自分の進路を「理系」と定めた。 これは特に英数の成績が良好だった故であり、特段将来の職業目的を定めてのことでは決してなかった。
 参考だが高1時点で校内成績上位につけていた私は、担任から「理系を選択するならば思い切って医学部医学進学過程(医師になるコース)を目指したらどうでしょう」とのアドバイスを受けていた。 
 このご意見ありがたくはあるのだが、まさに当時の私には“将来やりたいこと”の欠片もなかったのが事実だ。 それに加えて「医師」に関しても、そんなもの私やりたいかなあ??  程度の感想だったのが正直なところだった。

 高2の秋以降、学校から具体的な進路を迫られ始めた頃。
 我が愚かな親どもが「将来は手に職をつけて働いて生きることを視野に入れるように」なる、私自身の意思をまるで無視した指導が出始めた。
 この頃から精神不安定状態に襲われた私はその後過食症気味になり、学習が全く身につかない状態に陥った。
 何だか何もかもが嫌になり、将来を見つめるなど他人事 だった。
 周囲を見回すと、とにかく県内の名門家子女が集合したがごとくの我が高校在学生女子の多くが、どうやら阪神地方や東京の名門女子大を目指している様子だ。 (いいなあ、私も東京の女子大にでも入学してキャピキャピと遊んでで大学生時代を送りたいなあ~~。)そんな不毛な発想が浮かぶばかりだ…

 結果としては、私の場合は高2まで真面目に勉学に励んだ“貯金”がものを言って地元国立大学医学部パラメディカル分野への合格が叶い、そこに進学したとのいきさつだった。

 今思えば、これが大正解との結論に至っている。
 医学部パラメディカルコースにて素晴らしき恩師に出会え、在学中にとことん教育していただけたお陰で。 私は社会進出後、その医学分野にて自身の業績を残せたと自負できる立場でもある。

 その医学分野での稼ぎにより後に更に異なる分野の学業にも励み、現在に至っている私でもあるが。


 
 最後に私見の結論に入ろう。

 表題に、「中高生時代に将来やりたいことがある子なんて、ごく少数派では??」と掲げたが。
 まさにそれぞ世の常であり、むしろ世襲等々で生まれた時から将来の職業が決定している、なる子供たちこそが例外的存在であろう。

 この現実を考察するに。

 中高生時点で「将来やりたいことが無い」子供たちの方こそが、むしろ将来の職業選択に於いて自由度が保証されているのではあるまいか?
 

五輪会場で酒売るつもりだったって?? これ以上東京都民をないがしろにするな!

2021年06月23日 | 時事論評
 冒頭から、先ほど見たネット情報を以下に引用しよう。


 東京五輪・パラリンピック組織委員会は22日、会場で観客への酒類の販売を一転して見送る方針を固めた。時間帯などに制限を設けるなどして提供する方向で検討していたが、新型コロナウイルス感染症対策の観点から難しいとの判断に転じた。世論の厳しい反応も考慮したとみられる。
 アルコール飲料会社「アサヒビール」とスポンサー契約を結んでいる組織委は22日「スポンサー等の意向で販売方針を決めることはない」との見解を公表していた。
 丸川珠代五輪相は会見で、まん延防止等重点措置の都道府県では知事が酒類提供の在り方を示しているとして「知事と相談して決めることが必要」と指摘した。

 (以上、ネット情報より引用したもの。)


 引き続き、現在のイギリスのデルタ株蔓延状況に関するネット情報を引用しよう。
 
 新型コロナウイルスのデルタ変異株がイギリス国内で蔓延(まんえん)し、予定されていたロックダウンの緩和が延期された。インドで特定されたデルタ株は、なぜイギリスでこれほど一気に広がったのか。諸外国ではどうなっているのか。 ■デルタ株はどこで 新型コロナウイルスの遺伝物質を解析している世界各地の研究所は、データを世界的なデータベースで共有してきた。このデータベースを見ると、イギリスには世界の大半の地域よりもデルタ株の感染者が多いようだ。 イギリス政府の統計によると6月9日~16日の間に、イギリスではデルタ株の感染が7万5953件確認された。前週は4万2323件だった。 各国データをまとめるデータベースGISAIDによると、6月14日からの1週間で、アメリカで確認されたデルタ株の感染は2853件、ドイツでは747件、スペインでは277件、デンマークでは97件だった。 ただしこれは実際の感染件数をすべて網羅したものではない。確認された件数の記録で、イギリスには変異株を検知する優れたシステムがある。 なのでウイルスのゲノム解析をイギリスほど頻繁に行わない国については、実際の件数よりも低い数字が出ている可能性がある。

 (以下略すが、以上ネット情報より引用したもの。)



 私見に入ろう。

 ほんの少し前まで、コロナワクチン接種率が6割を超過したイギリスであり、市民はマスクを外し街中を普通に出歩いていたのに。 現在ではデルタ株(インド株)が再び蔓延(イギリス政府の統計によると6月9日~16日の間に、イギリスではデルタ株の感染が7万5953件確認された)してしまっている。
 ただイギリス政府の対応は早く、すぐに国民にロックダウンを発令するに至っている。


 これに対し、我が国のこの五輪を巡る異常対応は一体どうしたんだ!?!

 緊急事態宣言を五輪・パラリンピック開催に合わせて“計画的”に取りやめ、蔓延防止策に切り替えてしまった。
 しかも日本国内でも増加しているとの噂のある“デルタ株”の情報が、一切聞こえてこない。 7月の五輪開催に合わせて、政府や都が意図的にひた隠しているとしか考えられない。

 ましてや腹立たしいのは、五輪会場で酒を売ろうとしていた事実だ。
 これぞ許し難い!
 政府分科会の医師・尾身氏が「無観客で!」と熱望していたにもかかわらず、菅政権やJOCはそれを一切無視し、開会式には2万人の市民を入れると言う。
 その観客に酒を買わせて、会場内で飲ませようとしていたとは!!

 まさに恐ろしいにも程がある。
 その観客たちは公共交通網を利用して、皆がバラバラに自宅へ帰ることであろう。 
 都民の身にコロナ感染の危険が及ぶ事態を、お上は想像出来ないのだろうか?
 いえ、私自身は五輪・パラリンピック開催中はいつもに増して厳しく自宅にて自粛予定だが。 日々公共交通網を利用して仕事に出ねばならない娘など、一体どうやって身を守れというのか。

 まったくもって政府や都そしてJOCはIOCに迎合するがばかりに、これ以上都民生活をないがしろにしないで欲しい!!


左都子の「自然科学概論」 小講座 Ⅲ

2021年06月22日 | 学問・研究
 本日は、少し久しぶりに「左都子の『自然科学概論』小講座」を開講しよう。


 前回のシリーズⅡ に於いては、「無文字時代の科学」に関して語った。

 今回のシリーズⅢ に於いては、「歴史時代」へと時代が進む。


 冒頭写真では、その「歴史時代」に関する説明がなされている。

 「歴史時代」とは要するに “書いたものが残っている時代” を指す。
 文字がないと統計的考察が必要となるが、文字があるとその必要はないが、その前提として、文字が解読できるか否かが問題となる。
 例えば、「象形文字」(シャンポールが最初に解説した)により実証的なエジプト学が可能となった。 ある程度は統計的推測で読むそうだが。
 ただ、これは近代語に訳せないらしい。 古い時代の人々の精神構造が現代の人々と異なっている故だそうだ。 primitive mentality (未開の精神構造(性)) 要するに何を考えているのかわからない との問題がある。

 繰り返すが、当該「自然科学概論」は我が2度目の大学に於いて「科学哲学」担当の哲学者A先生が授業をして下さったのだが。
 さすがのA先生、「自然科学概論」に於いてもその天才肌が露出しているなあ。 あくまでもご自身の言葉で授業を展開されるのに引き込まれたものだ。

           
 未開の人々には2つの思考がある。
 〇 日常的には現代の我々の志向と同じ。
 〇 集団の中でのrepresentation 表現、 prelogic前論理  論理が無視されている思考形態 
 レビューストレイス 構造主義
  logicの使い方が違うだけで、根本的には我々と同じ。
        以上のように、いろいろな見解が存在する。
 例えば、エジプトのトト(神)は、あるときはヒヒ、月として語られている。
 ソビエトの学者は、現代の科学も統一した見解があるわけではなく、古代人と大差はない。ある場合は相対的理論、生物学的でもある、と言っている。
 発達心理学者のピアジュは、人間は発達段階により、様々な精神構造を持つと言う。 例えば幼児のその対象は視界にあるものもみであり、古代人の精神構造と中でのものの捉え方と似ている、と言っている。
 要するに、子どもは言葉を大人と同じように使っていない?
 進化論のように、生物学的に脳(ハードウェア)が変わってきたとは思えない。 脳の使い方に変化があるのでは? (これはA先生のご持論か?)


           
 次なるテーマは、エジプト文明。
 (私事だが、エジプトへは娘が中2の夏に家族旅行をした。 その旅行をする前にこのA先生の講義ノートを読んでおけばよかった、と今更反省…)

 少し端折って、我が興味がある部分のみ紹介するが。
 古代においていちばん高い水準の科学はアレクサンドリアにあった。 しかし、今話題にする大昔のエジプト文明に於いては科学は×(バツ) (科学が科学として成立していなかったとの意味か??)

 我がエジプト旅行記に戻るが、アレクサンドリアも行ったのになあ。
 地中海に面する都市の中で一番美しいと言われているようだが。 我が印象では、何だか街全体が“土色” (我が想像ではサハラ砂漠から風により届く土で?)、美しさの欠片も無かった記憶があるのだが…


           


           

 以下は説明を省略させていただくが。
 
 本日は、天才肌哲学者 A先生による我が2度目の大学にて受講した「自然科学概論」講義ノートより、第三弾を綴らせていただいた。