原左都子エッセイ集

時事等の社会問題から何気ない日常の出来事まで幅広くテーマを取り上げ、自己のオピニオンを綴り公開します。

コロナワクチン接種をしない選択をする人達の人権を守りたい

2021年06月19日 | 医学・医療・介護
 私は本エッセイ集に於いて、“コロナワクチン拒否派” である事実を近い過去に3度公開している。


 その中から、2021.05.19公開の「明石家さんま氏が“コロナワクチン”を打たない理由に賛同!」と題するバックナンバーを以下に再掲載しよう。


 私め原左都子も、近い過去に表題と同趣旨のエッセイを2本公開済みだ。
 そんな私にとって、大いに勇気づけられる著名人によるネット情報を発見した。
 早速、以下に引用しよう。
 明石家さんま65歳、ワクチン打ちたくない理由は「打ったら体が変わってしまう」
 明石家さんまが、15日放送の『MBSヤングタウン土曜日』(MBSラジオ) で、65歳でありながら 新型コロナウイルスのワクチンを接種しない意向を表明した。
 さんまは、同じく65歳の浅田美代子から昨日、「ワクチンどうするの?うちは(接種のお知らせが)来たけど?」といった電話がきたことを明かした。この相談に対し、さんまは「僕は打たないつもり。誰かに回してあげたいと話した」と振り返った。
 一方、浅田は「私どうしようかなぁ」と悩んでいたそうで、これに彼は「いやあ、美代子さんも打たないほうが(いい)」と勧めたと告白。理由としては「今まで2人とも菌にかかったことないから」というもの。
 今年7月で66歳になるさんまは、「66年間、一回も(ワクチンを打ったことが)ないんですよ。ここでワクチンを打つと、体が変わってしまうので俺は打たないって(決めている)」と述べた。
 (以上、ネット情報を引用したもの。)

 残念ながらこのさんま氏の発表には、バッシング意見が押し寄せているようだ。
 そりゃそうだろう。 大抵の国民たちは、(その個々のポリシーの程は不明だが)どうも“我先に”と数少ないワクチン接種に躍起なっている様子だ。
 (この原左都子など、その風潮の方にこそよほどの“恐怖感”を抱かされるのだが…)😨

 私見に入るが。

 上記さんま氏のご見解が素晴らしいのは、きちんと「ワクチン打ちたくない理由は『打ったら体が変わってしまう』から」とのご自身なりのポリシーを語っておられる点だ。

 このさんま氏の“ワクチンを打たない理由”が、我が理由と重なる。 
 実際私が(コロナに限らず)ワクチンや投薬を一貫して敬遠しているのは、そういうことだ。
 私の場合、元医学関係者にして普段より“予防医学”を徹底し、滅多なことでは“人為的”とも表現できる「医療」に依存しない主義を長年貫いている。
 それが功を奏しているのか、現在さんま氏と同い年にして難病には一切縁がなく、比較的健康体をずっと維持して来れている。

 そんな身にして、世の発表によれば少なからずの副反応や死者が報告されている“コロナワクチン”はまさに恐怖の対象である。 
 まさにさんま氏がおっしゃる通り、そんなものを突然打ったならば「体が変わってしまいそうな」恐怖感があるのだ。
 何分病院へ行かない主義のため、普段「薬剤」を処方される機会すらない。  
 私の場合、持病のひとつに激しい「花粉症」があるが、これさえ一切の投薬無くして、毎年ひたすら鼻が真っ赤になって剝けてくるまで鼻水をかんで耐えている。
 あるいは40歳時に「頭部皮膚癌」を患った際には、やむを得ず医療に依存して癌の摘出手術を受けた。 それはやむなしとして。
 当時我が皮膚癌に有効作用する抗がん剤は世に存在しない、と把握していた私が “抗がん剤”投与を強く拒否したにもかかわらず。 担当医師よりのたっての願いで1週間限定との約束で投与されてしまい…  それまで“明るい癌患者”の称号をもらうほどに元気はつらつだった私が、真の病人に仕立て上げられてしまったとの辛い経験がある。
 抗がん剤投与のせいですっかり病人に成り下がっての退院で、未だ小さき発達障害児の娘を育てねばならない身にして、しばらくは髪の毛が抜け続けるし、身体が実につらかったものだ…

 私にとっての医療行為受け入れとはまさにそれだけであり、それ以外は各種ワクチンは元より、何らの医療依存無くして現在に至っている。(自然治癒があり得ない歯科には依存しているが。)

 そんな私も、さんま氏同様に今更コロナワクチンなどを接種してしまうと。 むしろ薬剤等異物に抵抗力がない我が身にして、“体が急変してしまいそうな不安感(というよりも恐怖感)”があるのだ。

 高齢者の皆さんがワクチン接種をして平然としている姿を垣間見るに。 
 あれは普段から大量の劇薬を投与されることに対し身体に免疫が成立している故だろう、と感じざるを得ない。

 今回のコロナワクチン接種は、「任意」のはずだ。
 それをあくまでも尊重していただきたいものである。
 著名人が「コロナワクチン接種拒否」発言を公表する権利は重々あると、私は結論付ける。
 
 (以上、本エッセイ集2021.05バックナンバーを再掲載したもの。)



 朝日新聞本日2021.06.19付「耕論」より、弁護士・水口真寿美氏による「打たない人への差別懸念」と題するご意見の一部を以下に紹介しよう。

 新型コロナワクチン接種が加速している。
 日本弁護士連合会で5月にワクチン接種に関する電話相談を行ったところ、2日間で200件以上の相談が寄せられた。 接種しない人に対する差別は予想以上。
 ある医療関係者は「接種が嫌なら診断書を持ってくるように」と勤務先から迫られ、「接種しないと実習を受けさせない」と言うのは看護学生。 「非国民扱いをされるのではないか」そんな言葉を使うほど追い込まれている人もいた。
 打たない理由は様々だが、命や健康にかかわる個人の状況や選択をないがしろにしてはならない。
 新型コロナワクチンについて定めた改正予防接種法では、接種は「努力義務」とされている。 つまり、最終的には本人の意思に委ねられ、強制力はない。
 政府は差別意識をきちんと把握し、専用の相談窓口を設けるべきだ。
 打った人だけを有利に扱うことは、打たない人への差別につながりかねない。
 (以上、朝日新聞「耕論」より、一つのご意見を引用したもの。)



 最後に、原左都子の私見に入ろう。

 最近のコロナ関連ニュース報道を見ていると、どうやらワクチン接種率6割を超えるというイギリスに於いて、インド株による新たなコロナ感染者が急拡大中だという。
 これが何を物語るのかを説明するならば、要するに現在世界規模で打たれているコロナワクチンは、少なくともインド株コロナウィルスに対する有効性が低い、ということだ。

 このニュース報道をどうやら我が国の政府はひた隠しにしている様子だが、こういった情報もきちんと国民に公開して欲しい。

 特に「ワクチン接種が終了した」とぬか喜びしている国民達にこそ、是非正しい情報を伝えることにより。
 今後もまだまだコロナ禍との闘いが続く事実を、国民皆が心するべきであろう。